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DMT AR15 Combat Lighter DMT-07

DMT AR15 Combat Lighter DMT-07 AEG レビュー

今回はDMT AR15 Combat Lighter DMT-07 AEGのレビューしていきます。

これは2021年のエアソフト97さんで販売されていた福袋10万円で手に入れたモノの一つになります。

あまり知らないメーカー、モデルだったので少し調べてみると大手販売店であるエアソフト97さんの監修のもと製造された製品でDMTというブランド名で販売されているようです。製造拠点は箱に記載のあるmade in chinaはわかったのですが、どこのメーカかわかるようなヒントはありませんでした(多分、香港のメーカーのいずれかだと思います)。

販売店ででの謳い文句としては全品、日本で検品していることと97さんのカスタムメニューのベーシック相当の30mで30cmX30cmの的に余裕で当たる性能とのことです。

これで実売で2万円前後で販売されているので凄まじいコスパです。

私もエアソフト97さんのお店、パーツにはお世話になっているので楽しみなってきました。

ではレビューを始めていきます。

箱から出す

まずは外箱です。

以前、紹介したG&P以上にシンプルで何も書いてありません。

横を見ると

面倒なので要約すると

“使う前に読んでね。この製品はアメリカ、カナダの製品製造規格に準拠しているよ。この製品を公共の場で適当に置くとお巡りさんなどの法執行機関に勘違いされるよ。またみんなが混乱したりするから気をつけてね。現地のルールに基づいて自分でしっかり管理してね。さらに勝手に弄ると危険な状態や怪我につながるからやめてね。勿論、保証は効かないよ。持ち歩くときは安全に持ちあることがユーザーの責任だよ“

こんな感じです。気になったのは“この製品はアメリカ、カナダの製品製造規格に準拠しているよ“の部分でどんな規格かがわかりません。まともな生産拠点でこの手の自慢はISOに準拠を強調するのですが工業のメジャーな規格だと世界のISO、ドイツのDIN、日本のJISくらいなのでよくわかりませんでした。

次です。

やっと商品を表すモノがありました。これは保管時に機種がわかるように必要最低限で済ます施策だと思います。

箱を開けます。

コストに厳しいにも関わらずしっかりしています。除湿剤も2個も入っていて始めて見ました。丁寧です。

付属品です。

省略されがちなメンテナンスバーが入っているのが好感が持てます。またサイトをレールから外すための六角レンチ、ストックのバットプレートの交換パーツが入っていて充実しています。

ちなみに付属品はこれで全部なので購入されたばかりの方で不足がないかの参考にしてください。

次に書類です。

使用弾が東京マルイで高価な弾です。初速に関しては確認してみないとわかりませんね。

外観

外観を見ていきましょう。

まずは全体像からです。

反対側です。

超コンパクトなAR-15(M4系)です。流行りのスタイルなんですかね?重量も樹脂モデルのため2kgを切っているので男性であれば片手で余裕で持てるし女性でも簡単に扱えます。

ストックは定番のMAGPULのCTRのレプリカです。私はこれが好みでよくこれに交換しています。

このままストックを外すとコネクター、バッテリスペースが出てきます。

7.4V専用と警告があります。ストックパイプ内がバッテリースペースなのでスティックタイプのリポ以外は入らないと思います。

コネクタはタミヤタイプです。配線は見た感じ銀メッキっぽく見えるのですが、この価格ではちょっと考えられません。ヒューズはありませんでした。

ストック根元を見ると左右のどちらでも使える スイベルが付いています。

私は一点スリングをよく使うので重宝します。

初心者の方でスリングを省く方を見るのですが、スリングがあると移動が楽だったり、サイドアームズとのスイッチが楽しめるのでスリングはお勧めですよ。

レシーバーを見ていきます。

何も述べることができないくらい普通のAR-15のレシーバーです。逆にこの価格で省略されている形状が無いことに驚きます。

当然ながら刻印はありません。

反対側です。

こちら側も同様です。コストに厳しいのにちゃんとボルトフォワードノブ、ケースディフレクター、マグキャチ周りのリブが再現されているのが凄いです。

AR-15(M4系)の定番で廃莢ポート内にホップ調整機構があります。

チャージングハンドルをひくとポートが開いて固定されます。

ドラム式のチャンバーで調整しやすいです。見た感じではVFCやロネックスのチャンバーにかなり似ています。

このポートは反対側にあるボルトリリースレバーを押すと閉じるギミックが付いています。

コストが厳しい機種にも関わらず、このようなギミックが付いているのが凄いです。

次にグリップ周りです。

一般的なM4と同じA2対応グリップです。

底はしっかりとクーリングスリットが開いていてモーターの排熱ができるようになっています。

モーターを確認したところ無印の黒のモーターでした。少し高くなるACE LINEには97さんのイナズマモーターが入っているようです。

175cm 70kgの普通の体型の日本人である私がグリップを握ってみました。

よくある電動ガンサイズなので細くは無いです。私は困りませんが手が小さい方、女性だとしっかり握れないかもしれません。ただ実物と違って反動がないので、それほどしっかり握る必要がないので誰でも扱えると思います。

次にこの製品の売りであるマイクロスイッチによるトリガーの引きを紹介します。

これは次の動画を見ていただくとよくわかると思います。音に注意

DMT AR-15  Combat Lighter  トリガーの動き

素晴らしいクリック感があり撃ち始めが非常にわかりやすいです。また本物のような2ステージトリガーまでには至らないものの、しっかりとあそび部分と撃ち始めでトリガーの重さが変わるのでわかりやすいです。

次にフロントレール周りを見ていきます。

レール付け根です。

AR-15、M4系の樹脂モデルの首周りの弱さ、この手のレールの型付きをレーシーバーとレールを強固に繋ぐことによって補強されています。

しかもかなり合成のあるゴツいパーツで繋げているのが素晴らしいです。

反対から見てみます。

ボルト2本で締結し位置決めピンが入っています。

さらに上から見ると

太めの六角ボルトです。かなり凝っています。

さらにレールの型付き防止でアンダーレールもねじ止めされています。

多少、ハードに使っても問題ないと思います。ちなみに省略されがちなガスパイプもきっちりありました。

その代わりにフロントレールを取り外すのは大変だと思います。

ただこの補強パーツによってトップレールがフラットではないのでスコープの搭載は工夫しないと難しいかもしれません。もしかしたらリヤサイトを外してスコープの搭載位置を後ろに持って来ればなんとかなるかもしれません。

マズル周りを見ていきます。

ガスブロックがしっかりあります。

マズルは先端が太くなっていてサイレンサーのように見えますが、デザインだけでサイレンサーではありません。

元々が短いバレルで少し流速ぎみなのでラッパと同じよう原理で音が大きような気がします。

しかしながら、この大きなマズルを外せば逆ネジ14mmが出てくるのでサイレンサー、トレーサーなどが取り付けられます。

マズルを少し回すとレールの隙間からマズルを固定しているイモネジが見えます。

これを外してマズルを取ります。

サイズは限られますがこれで取り付けできます。

次にサイトです。

フロントです。フリップアップ式で以前に流行っていたMAGPULのMBUS2にそっくりです。

リヤサイトも同様です。

当然ながら左右上下調整可能です。

サイトピクチャーです。

次にマガジンです。

マガジンはおそらく300連のゼンマイ式で形状はMAGPULのP-MAG GEN.3の形状にそっくりです。

このマガジンが非常に高性能で他メーカの本体に問題なく装着できるのと異様に弾上がりがよくお勧めです。

単体でも売って安いので興味がある方は覗いてみてください。

・DMT  電動M4用 MAGPUL PMAG GEN.3 タイプ ブラック 300連
千四百円という安さにも関わらず弾上がりがよく、相性の問題も少ないです。

次に実射性能を見ていきます。

実射性能

いつもと同じ条件で室温22℃くらいでバッテリーはET-1 リポバッテリー 7.4V  1400mAh REDLINE(30C相当)で保管電圧7.6V状態で使用。

VFC 0.2g バイオ弾でホップ調整量0で計測。

書類とほぼ同じで驚きました。しっかり検査していることが伺えます。

サイクルです。

バッテリーが満充電であればおそらく15〜16発まで行くと思います。

いくつか撃ったデータ

バレルが短いため流速気味でホップをかけても初速変化はあまりありませんでした。

この価格でこの性能は凄いと思います。

作動動画です。

セミオート

DMT AR-15 Combat Lighter DMT-07  セミ ノーマル

フルオート

DMT AR-15 Combat Lighter DMT-07 フル ノーマル

個人的にはギヤ鳴りとピストンの打撃音が気になりますが、この価格でこのレベルなら凄いと思います。

弾道です。

ヤネックスさんで確認してきました。

レンジの感じです。

条件は気温25℃くらいでした。

弾道イメージです。

流石に初速が低めなので距離は稼げませんが、売り文句通り30mでは狙えるレベルでした。

以上で確認終わりです。

・VFC バイオ弾 0.2g
安くて精度が良いです。凄く良いです。G&Gより少しだけ高い(200円くらい)のですが、かなり良いです。

・VFC バイオ弾 0.25g
Amazonでは品切れでした。他のサイトであるかもしれません。

まとめ

実勢価格が2万円でこの外装、性能の品質は非常に高くコスパは非常に良いです。

樹脂も安っぽさはなくしっかりしているしAR-15、M4系の弱点である首回りの良さもバッチリ対策されています。サイトなどの付属のアクセサリーも基本的にMAGPULのレプリカで個人的には好きです。さらにあると重宝するスリングアダプターまで付いています。

またコスト的に厳しいにも関わらずガスパイプ、ボルトリリースギミック、ボルトアシストフォワードノブなどが省略されておらず凄いと思いました。

さらにこだわりのマイクロスイッチによるトリガーフィーリングはなかなか良かったです。

性能に関しては東京マルイさんのSTD 電動ガンの少し初速が低いバージョンくらいのイメージです。

安いにも関わらずツボを全て押さえていて初心者から誰でも箱出しですぐに使えると謳っていることに納得しました。

またメカも普及しているver.2メカボらしくガワもAR-15系なのでカスタムが初めての方やカスタムベースにも最適です(安いのでチャレンジできる)。逆に敢えてこれで突き詰めても面白いかもしれません。

またACE LINEと呼ばれるバージョンはモーターが97さんのイナズマが入るらしくより良いレスポンス、サイクルが得られるようです。

ここまでかなり誉めてきましたが欠点もあります。

まず屋外では初速、飛距離が少し足りないと思います。もうちょっと飛んでくれないと厳しい場面があると思います。

次にバッテリースペース上リポバッテリーしか使えないのにヒューズなし、SBDなしは辛いです。7.4Vと注意していてもハイCレートのバッテリーを使うと火花がそこそこ飛びます。さらにマイクロスイッチは機構上、スイッチ焼けに強いモノではないのでさほど撃たないうちに焼ける可能性が高いと思います。

次にカスタムベースとして考えたときに無理なく初速を稼ぐにバレル長さが足りないと思います。できれば最低でも250mmくらいは欲しいです。

またメカボックスがマイクロスイッチ用のためメカボックスに入れるタイプのFCUは使えないと思います。なのでカスタムの選択の幅が狭まります。まあFCUがなくてもいろんなことができるので大きな欠点にはなりません。

最後にACE LINEのイナズマモーターですが、以前に使ったことがあるのですが能力的には東京マルイさんのEG−1000と同じくらいでちょっとだけ高いです。

なのでおすすめとしてはイナズマではなく五千円未満で購入できるロネックス A4を入れた方がコスパが良いと思います(ピニオンを交換する手間がありますが)。

私だったらACE LINEとの差額にちょっと足してノーマル+ロネックスA4(トルクがEG-1000より少し上で回転数がEG−30000より少し低いいいとこ取り)かA5(トルク型)にします(差額が三千円なので千五百円足せばロネックスモーターが買えると思います)。

いずれにせよこの価格でこの外観、装備、性能は非常に高くNEW STD電動ガンみたいに感じました。

最後に余計なことですが仕様と生産地を見ると生産メーカーはアークタウラスのような気がします。

以上、お付き合いありがとうございました。

まとめで述べたように敢えてのノーマル版推しです。全部、ノーマル版です。

・DMT AR-15 Combat Lighter DMT-07
最初の一丁にお勧めです。必要なものが全部揃ってます(軽くて扱いやすい)。初速が低めなので屋内も安心して行けるオールラウンダーです。

・DMT AR-15 Lighter DMT-01
以前に流行ったMAGPULスタイルの14.5インチです。スタイルが気に入ればお勧めです。またインナーバレルの長さが十分に取れそうなので無理なく初速アップなどのカスタムができます。

・DMT BLOCK2 Lighter  DMT-08C
個人的にはこれが1番のお勧めです。外観の良さとおそらく10.5〜11インチだと思うのでそこそこ取り回しが良く270mmくらいの長さのバレルが入るので無理なくカスタムできます。

個人的なお勧めですが、私はエアソフト本体やパーツ関連の多くをアマゾンのプレアム会員で購入しています。

意外と本体、パーツ共にラインナップが充実していて、最安値では無いものの、そこそこの低価格で安定的に購入できるので重宝しています(小物だと買いに行くのがめんどくさい)。

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  • この記事を書いた人

kazubara

輸送機器メーカーでの元エンジン設計者。15年の職務経験から機械設計知識を伝道します。また職歴を活かしてエアソフトガンをエンジニアリング視点で考えてみる。

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