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バトン BM45 CO2 GBB 3rdロット

バトン BM45 CO2 GBB FDE サードロット 箱出しレビュー

今回はバトン BM45 CO2 GBBのサードロット品のレビューになります。

個人的にM1911シリーズは好きなのですが通常のガスブロ(HFC-134a)ではシングルカラムのマガジンが足枷となり動きがイマイチに感じる事が多かったので楽しみです(持っていたのはマルイのM1911、MEU、WAのM1911)。

マルイのM45A1は構造がかなり改良されていて動きが良いと聞くのですが購入に踏み切れませんでした。

そんな状況で3回目の改良をされ熟成されたM1911派生のBM45を購入してみました(M1911はマルイのエアコキがあるのでM45タイプにした)。

購入時期は2022年1月なのでおそらくですが11月に生産された製品だと思います。

では外箱、内容物から見ていきます。

外箱、内容物

まずは外箱です。

スペアマガジンは2本追加しました。

箱を開けてみます。

かなりシンプルな梱包です。

大手のマルイさんだと凝った化粧箱、雰囲気の出る演出がされていて気分が盛り上がりますが本製品のようなシンプルなモノも良いと思います。

内容物です。

マガジン、六角レンチ、説明書兼部品表、保証書になります。

保証は購入から3ヶ月以内なら基本的に無料(内部パーツのみ)で修理してくれるようです。

説明書です。

必要最低限の内容になっています。詳細はQRコードからWEBで覗けるようなので今の時代にマッチしていてアリな気がします。

説明書の裏側が部品表になっています。

部品図のブリーチの色が緑なのが気になります(改良?)。

構成部品一覧の一部が赤文字になっています。

大掛かりな改修に見えます。

このような販売しながらの製品の改良、熟成(ランニングチェンジ)に対して設計者だった私的には良いとも悪いとも言い切れない気持ちになります。

生産、販売が進むにつれて市場で判明した課題に順次対応していくのは仕方がないのですが最初に購入していただいた方への対応はどうするのかという大きな課題が必ず発生します。

最初のロットを購入して頂いたお客さんを放置すると次の新製品の販売時に“どうせ改良するんだろ“と思われると製品だけでなくメーカーの競争力も落ちます。

なのでランニングチェンジをやるかどうかは難しい判断だと思います。

最も昨今ではゲーム等などのソフトウェアは定期的なアップデートが当たり前なのでアリなんでしょうか?(ソフトとハードでは環境が違うので同一に見てはいけないと思う)

本体外観

本体外観の全体像です。

反対側です。

基本的に強度の観点からナイロン樹脂でできています。

ナイロン樹脂はABS樹脂に比較し粘りがあり強度がある材料ですが質感がイマイチなことが多いのですがこの製品はそこまでチープな感じはしませんでした(ABS樹脂の塗装には敵わない)。

ホールドオープン状態です。

アウターバレルのティルト機構はオミットされているようです。好みは分かれると思いますが命中精度を考えると機構のオミットは有りに働くと思います。

次にスライドを見ていきます。

前方部(スライド)

スライドの前方のセレーション部(溝のとこ)です。

反対側です。

ナイロン樹脂の割にシャープな造形でなかなか良い感じです。刻印もM45A1らしくUS MCとアメリカ 海兵隊とモールドされています。

マズルです。

マズル内のライフリング、メネジの造形はズバらしいと思います。アウターバレルの塗装もかなり綺麗です。

ちなみにアウターバレルはメタルなのでメネジが生きていればサイレンサー等が取り付けても強度的に問題ないと思います。

操作系(本体中央部)

操作系の全体像です。

基本的なM1911形状になります(ハンマーなどの各パーツは現代にアップデート)。

反対側です。

現代モデルらしくサムセーフティはアンビ化されていますが基本的に伝統的M1911の操作系で右利きに向いていると思います。

刻印はバッチリ入っています。本体のQRコードは流石にダミーでした。

サムセーフティを動かしてみるとM1911系は、ハンマーが倒れていないとセーフティを掛けられないのですが本製品ではハンマーがそのままでもセーフティが掛かりました。

個体差なのか設計の問題かわかりませんが分解編で原因を突き止めたいと思います。

次にハンマーを見ていきます。

ハンマーを起こします。

ダミーですがファイアリングピンが見えていい感じです。

サイト

次にサイトです。

まずフロントサイト。

イモネジが見えますが実際にイモネジで固体されているかどうかは分解編で確認してみます。

リアサイト。

ノバック系のサイトです(マイナスネジで固定)。

ちなみにスライドにはパーティングラインが残っています。個人的には気にしませんが気になる人はヤスリで擦ったりして消せると思います(塗装はなし)。

サイトピクチャーです。

ドットタイプで個人的に好みのサイトです。

フレーム、グリップ

次にグリップを見ていきます。

縞模様が特徴のG10グリップを上手く再現していると思います。

またマガジンキャッチ周りは少しえぐれていて操作系だけでなく握り心地に良いです。

本物のG10グリップは積層構造ですが本製品では表面塗装だと思います。

グリップを握ってみました。

標準的な日本人体型(175cm、70kg)の私の手で握って見るとシングルカラムならではのグリップの細さでかなり扱いやすいです。

ちなみに操作系(セーフティなど)は親指、人差し指で自然に届く範囲にあり操作しやすいです。

次にトリガーです。

トリガーは穴など空いていなく伝統的なトリガーです。

トリガーガードも基本的にM1911と同じ形状ですがえぐり加工が追加されていて扱いやすいです。

フレームを下側から見てみます。

スライド同様にパーティングラインは残っています。フレームも塗装なしの成形色だと思うのでヤスリで擦れば消えると思います。

レールの形状チェックのために手持ちのS&T製のM3タイプのライトを取り付けてみました。

問題なく装着できたのでレールの寸法は問題なさそうです。

・S&T M3タイプ フラッシュライト
安い割に明るくて良いです。レールもしっかりできています。ただしメーカー問わずグロック系には付きませんでした。グロック系のレールは太いようです。


次にマガジン挿入口を見ていきます。

一番の特徴がCO2ボンベの逃げ形状になります。リアルな造形ではありませんが汎用のCO2ボンベを利用する以上、仕方がないと思います。

ちなみにミリタリーモデルらしくランヤードリングが付いています。

最後に重量測定してみます(マガジンなし)。

重量は520gなのでガスブロハンドガンとしては普通の重さです。

次にマガジンを見ていきましょう。

マガジン

まずは、マガジン全体像です。

賛否が分かれるデザインですが汎用CO2ガスボンベを使う以上、仕方がないと思います(個人的に受け入れられる)。

ちなみに本製品のマガジンは開放型と呼ばれる方式で比較的に安全なモノですが一部の他メーカーで密閉型と呼ばれる方式のマガジンがあり大変危険なモノなのでCO2 ガスブロを選ぶ際にチェックしたほうが良いと思います。

密閉型のマガジンの危険さについては次のリンクに記載したので興味があれば覗いて見て下さい(かなり危ない)。

CO2 マガジンの強度計算をしてみる

改良点の目玉のマガジンリップです。

前ロットを持っていないので明確なことは述べられませんが調べた限りではリップ割が頻発した対応のようです。

個人的に見た感じでは華奢には見えませんが取り立てて頑丈そうではなく普通な感じに見えます(平均的な強度)。

2つめの改良点の目玉のガスケットです。

リップ同様に前ロットを持っていないので明確なことは述べられませんが見た感じかなり分厚いゴムのパッキンを使用しているので気密性、耐久性はかなり高いと思います(多分、シリコンゴム)。

ただし材質がゴムなので締め過ぎ(ゴムが潰れて壊れる)、ボンべの残留ガス吹き付けによる過度な冷却(ゴムが硬化して壊れる)するとガスケットが壊れるので気をつけた方が良いと思います(他メーカーも同じ)。

次にバルブです。

バルブを緩める方向の溝を潰すことによって取り外しができないようになっています。

次にマガジン底部です。

ボンベを締め付けるネジは六角になっています。

各社CO2マガジンのボルトはマイナスや六角に分かれていますができれば統一してほしいです。

マガジンにCO2ボンベを取り付けてみます。

取り付けは至って簡単でボンベをガスケットの位置に注意しながらセットし付属の六角レンチで素早く締めれば装着完了です。

ボンベを種着した状態で重量を測定します。

重量は200.5gになります。

実射性能確認

実射性能を確認します。

条件はCO2ボンベ(LAYLAX製品)にマガジン表面温度26.6℃、室温24℃で15発装填(VFC バイオ弾0.2g)です。

ホップ調整量0で撃とうとしたところ問題が発生しました。

ホップ調整量0だとホップの掛かりが小さ過ぎて弾ポロしてまともに撃てませんでした。この原因のおおよそは予想できるのですが原因究明と対策は分解編、カスタム編で詳しく書きます。

仕方がないのでホップ量をマックスにして初速を計測しました(弾はVFC バイオ弾0.2g)。

88.3m/sとかなりの高初速です。

続けて撃ち続けてみました。

長モノ電動ガンレベルの初速、安定度です。

ハンドガンでこのレベルはかなりの驚きです。

弾速計の紹介記事

弾速計 ACETECK AC6000BT クロノグラフ レビュー(Bluetooth対応)

燃費

次に燃費です。

撃つ前のマガジン重量です。

計測での15発を撃った後のマガジン重量です。

1.5gの消費で15発なので1発当たり0.1gでかなり燃費が良いと思われます。ただし比較対象がHFC-134aのガスブロなので一概に比較できませんが。

調査によるとCO2ボンベの内容量は12±1gなので120発(マガジン8本分)ほど撃てるはずですが発射に必要なガス圧を保つとなると実際には5~6マガジンくらいだと思います。

最後に作動の動画です(トリガーストロークも映っておます)。

バトン M45  CO2 GBB ノーマル 作動動画

状態としては3マガジン分(45発)以上を撃った状態での作動動画です。CO2らしくかなりキビキビと動きます。

VFCの弾がお気に入りだったのですが入手性が悪いので個人的に次に好きな弾です。

・G&G バイオ弾 0.2g
安くて精度が良いです。凄く良いです。日本に入ってきた頃から使ってるお気に入りです(2008年くらい)。バイオの割に日持ちします

・G&G バイオ弾 0.25g
0.25gです。基本は0.25gでサバゲーしています。

まとめ

まとめです。

サードロットで改良が進んだこともあってかなり完成度が高い製品だと思います。

特に素晴らしいのは普通のガスブロ(HFC-134a)のシングルカラムマガジンでは絶対に達成できないと思われる作動性の高さです。これだけはCO2でないと実現できないと思います。

実射性能も弾道は確認していませんがホップマックス、0.2g弾で初速が88m/sを安定的に叩き出すのはかなり凄まじいです。

またCO2ガスブロの宿命である強度面からのナイロン樹脂採用による外観のチープさはあまり感じませんでした(ABS樹脂の塗装には敵わない)。

ただしもうちょっと頑張って欲しい点としてはホップ調整量0の弾ポロです。個体差かもしれませんが全く撃つことができませんでした。

おそらくパッキンが硬過ぎてホップアームが押し切れていないことが原因だと思います(詳細は次回)。

もう一点が各操作系(トリガー、セーフティなど)の動きが少し硬いです。この辺は分解、グリスアップ、擦り合わせでなんとかなると思うのですが切れば箱だしでもう少しスムーズに動いてくれると良いと思います。

いずれにせよM1911のようなシングルカラムマガジンでのこの動きはかなり良いのでおすすめだと思います。

以上、お付き合いありがとうございました。

次回は分解していきたいと思います。

・バトン BM45 CO2 GBB
カラーはリンク先で選べます。ブラック、ブラックグリップ、FDE(本ブログモデル)が選べます。

・BM45 スペアマガジン(Type-N、ガスケット、リップ改良品)
2022年で最新のマガジンです。

・バトン CO2ボンベ
純正のボンベです。3ヶ月の保証を受けるにはこのボンベでないとダメのようです。6本、50本を選べます。

・マルシン CO2ガス 30本入り
多分、使えます。値段、品質のバランスはマルシンさんが一番だと思います。

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  • この記事を書いた人

kazubara

輸送機器メーカーでの元エンジン設計者。15年の職務経験から機械設計知識を伝道します。また職歴を活かしてエアソフトガンをエンジニアリング視点で考えてみる。

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