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東京マルイ CQBR BLOCK1 GBB

東京マルイ CQBR ブロック1 GBBのMK18 mod.1化カスタム品 外観レビュー(M4 A1 MWS、M4A1)

今回は長モノのガスブロの定番の一つの東京マルイ CQBR ブロック1を紹介します(リライト記事です)。

購入が2020年6月でおそらくですが東京マルイさんのM4系列で現在、販売されているモノと同じ仕様で初速対策されているものだと思います。

購入時の計測した初速は0.2gの弾で室温25℃くらいで73〜76 m/s(ホップは箱出し状態、おそらく0.2g適正ホップ量)くらいで少し大人し目でした。

購入当初からMK18 mod.1化を考えて購入したので既にCQBR ブロック1からMK18 mod.1化にカスタムしてしまいました。

本来ならカスタムの過程を紹介したいのですがブログ開設前にカスタムしてしまったので外観、カスタム内容と実射性能の紹介になります。

もしろんこれから購入を考えている方で気になるであろう初速の調整の方法を含む内部カスタムも紹介していきます(次回の記事から)。

しかし一番、ショックだったのが本製品の購入後の3ヶ月後の9月に東京マルイさんからMK18 mod.1のガスブロが発売されたことです。一夏分だけ早く遊べたのでよしとしないと納得できそうになかったです。

また東京マルイのガスブローバックマシンガンシリーズのM4系統(M4 MWS、M4A1カービン、Mk18 mod.1、MTR16)はこの記事で紹介するCQBR ブロック1とはバレルの長さを含む一部の外装が異なるだけでほとんど同じ部品、構造なので参考にして頂けると嬉しいです。

では、Mk18 mod.1化されたCQBR BLOCK1を見ていきましょう。

外観全体

まず外観ですが商品の外観は東京マルイさんのサイトからお借りして次のような外観です。

この製品をMK18 mod.1化した状態です。

逆側

外装関連で変更した主な部品は次のようになります(純正グリップは人に譲ったので写真無し)。

外装変更部品

・ガスブロック(ノーブランド ダニエルディフェンス ロータイプ レプリカ)

・フロントレール(マッドブル ダニエルディフェンス Mk18 RIS2  9.5インチ レプリカ)

・バレルナット(GAW バレルナット)

・東京マルイ 純正フリップアップサイト(マルイのHK416 デグブル、デルタ、Mk18 mod.1系の純正品)

・グリップ(PTS EPG グリップ)

・ストック(ノーブランド マグプル CTR ストック レプリカ)

変えた部品の詳細や組み方は分解、メンテナンス記事で紹介させていただきます(これ以外にも使ってる内部パーツがある)。

アッパーレシーバー外観

アッパーレシーバー全体です。

反対側

写真のセクション順に細かく見ていきます。

1、フロントセクション

マズル、フラッシュハイダーを見ていきます。

純正のフラッシュハイダーはKACタイプ(ナイツアーマメント タイプ)です。一般的なM4に付いているモノです。

フラッシュハイダーは逆ネジ(CCW)  M14のエアガンの一般的な規格になっています。ハイダー取り付けが逆ネジ M14なので東京マルイのオプションパーツのサイレンサー等が装着可能なのは勿論のこと。サードパーティのサイレンサーに関してもネジ規格が合えばほとんどの製品が装着できるはずです。

ハイダーを外すとO-リングとカバーが付いています。カバーは失くしやすいので注意した方が良いと思います。

ハイダーは東京マルイにしては珍しくイモネジで固定されていませんがサバゲー等で使っていても緩むなどの不具合はありません。

次はガスブロックです。

ノーブランドのダニエルディフェンス ロープロフィールガスブロックに変更しました。

純正だとM4でお馴染みのフロントサイトを兼ねたガスブロックが付いています。

次にフロントサイトです。

フロントサイトは東京マルイさんの他のM4モデルで純正採用されているフリップアップサイトをつけました。

サイトを持ち上げると次のようになります。

フロントサイトは高さ調整が可能です。基本的に専用ツールが必要ですが小さめのマイナスドライバ、ダミーカートでも調整できます。

次にレールセクションを見ていきます。

2、レールセクション

フロントレール全体像です。

トップビュー

サイドビュー

レールは定番のマッドブル社のダニエルディフェンス Mk18 RIS2 9.5インチを取り付けました。

一応、ダニエルディフェンスのライセンスをとっているようなのでレールには公認の刻印が入っています。

“MANUFACTURED UNDER LICESE FROM DANIEL DEFENCE.INC.,LICENSOR“と記載されています。

このレールの最大の特徴はフリーフロート化されていること、レールの固定が6本のボルトによって強固に固定されていることだと思います。

上の写真でわかるように6本のボルトで固定されているのでガッチリ固定されています。

次に社外製ハンドガードを組んだ際に気になるレーシーバーとレールが真っ直ぐに組めるかどうかについてですが私の個体ですと綺麗に真っ直ぐに組めました(追加工なし)。

マッドブルと東京マルイの相性は悪くなさそうです(個体差?)。

取り付けの詳細に関しては次の記事で紹介します(バレルナットの変更が必要)。

フロントレールの純正品は商品ページからわかるようにナイツアーマメントのRISが付いています。

展開

純正品はレールの固定構造がかなりリアル、ヒートガードがしっかり付いているのでなかなか良い物です。

改めてレールを見比べて気づいた点としてはMk18 mod.1 RIS2化するとレールのコマ数が1.5倍くらいに増えるのとレールとレシーバーの間が埋まるので搭載できるアタッチメントを増やしたり光学機器を搭載する際に位置調整幅が大きくなるのでかなりメリットがあります。

またレールの固定方法が抜本的に変わるのでガタ付きが無くなります(純正でもガタ付きは少ないが構造上、ガタは発生する)。

以上でレールセクションは完了です。

3、リアセクション

リアセクション全体像です。

反対側

少し細かく見ていきます。

まずボルトです。

ボルトの造形は結構、凝っていて本物に付いている余剰ガスを抜く穴がモールドされていたりボルトフォワードアシストを機能させるギザギザもしっかり付いています。

またM4の特徴の一つであるケースリフレクターが整形されています(ボルトの後の山みたいなもの)。

レール後端にあるチャージングハンドルを引きます。

チャージングハンドルの引き代は本物に比べて少し短いようです(聞いた話)。またアンビ化(左右両利き化)はされていませんので対応したい方はアフターパーツに頼ることになりそうです。

これでボルトが後退します(ボルトストップを掛けている状態)。

ボルト先端にはしっかりとロッキングラグが再現されています。

ボルトの詳細は分解記事で紹介します。

次にボルトフォワードアシストノブです。

このボルトアシストフォワードノブはダミーでは無くしっかりと機能します(内側にボルトを押す機構がある)。

ただし説明書に記載があるのですが使用しないようにと注意書きがあります。自分が見た感じでは機構は本物と同じでボルトのギザギザを無理やり押す構造なのでボルトが破損する確率が高いと思ったので注意した方が良いと思います。

自己責任になりますがノブがボルトに掛からない程度に軽く押す分では問題ないと思います。

ただしこれで本物の戦闘をする訳ではないので万が一、ボルトの閉鎖不良が起きた場合は丁寧にメンテした方が良いと思います(本物も超緊急用)。

次にリアサイトです。

リアサイトは純正から東京マルイの純正オプションパーツのフリップアップサイトに変更してあります(前後セット)。

アップ状態

上下左右が簡単に調整できるので気に入ってます。ただし光学機器がメインなのでほぼ使ったことはありません。

・東京マルイ 次世代HK416D DEVGRU 純正フロント・リアサイト
純正品です。

ちなみに純正は次の写真のようなLMTタイプが付属しています。

トップビュー

純正で付属するサイトもしっかりと左右上下調整に加え覗く穴(ピープ)が遠近の2種類で選べるようになっています。見た目はキャリングハンドルをサイトのところだけ切った感じになっています。

この仕様は米軍の一発必中の信念を感じる凝ったモノです。一般的な米軍の思想は物量で攻める印象が強いと思いますが19世紀末期からの米軍の一発必中を追求する信念は凄まじいモノを感じます(小銃だけでなく全てのジャンル)。

特に感じるのは19世紀末期にアメリカで本格的に初めて設計製造したM1903から複雑で精密なアイアンサイト(ピープサイト)を採用しています。この時期の各国の小銃のサイトは基本的にタンジェントサイトなのでかなりこだわりを感じます。

このような小銃は兵隊全員(数十万以上)に配るモノなのでコスト算定がかなり厳しめに設定されるはずなのでコストが掛かる複雑な機構の採用は躊躇するのが普通ですがアメリカはこれが普通のようです(徴兵されたばかりの練度が低い兵隊にはオーバースペック)。

歴史を少し調べるとアメリカ独立戦争の際にマークスマン(当時はスナイパー)がかなり活躍したのに加え南北戦争でも彼らの活躍がかなり大きかったのが米軍の異常なくらいの精密射撃思想に繋がっているようです。

WWⅡにおいても一発必中の信念が強い日本でさえ38式、99式の共にタンジェントサイトですがアメリカのガーランドはかなり凝ったピープサイトです(命中精度、物量の共に敵わない)。

このような米軍の考え方は小銃に留まらずWWⅡの戦闘機、爆撃機の照準器などもかなり凝っていて全ジャンルに波及しています。

日本も特定の分野では照準器も頑張っていて戦艦大和の側距離機や零戦の照準器(HUDの元祖の一つ)などありますがアメリカほど多岐に採用はできなかったようです(技術、生産力の差が細かいところでも出る)。

これに加え物量もあるので手に負えないくらい強い国だと思います。

現代ではその執念がさらに進化して榴弾砲の弾にGPS誘導回路を設置しています。エンジン設計だった自分の感覚からすると精密電子部品は加速度、衝撃や汚れにかなり弱い印象があって過酷な環境である砲弾の弾に電子回路を組み込んで成立させるのはかなり難しいように見えます。

エンジンで例えると高速往復運動するピストンにセンサーを付けて制御する感じだと思います(それでも砲弾のがかなり過酷)。

このことからアメリカはITだけでなくあまり目立たない基本的な機械の技術も世界の超トップにいることを感じます(他に民間ロケット、飛行機など)。

話はそれましたがアッパーレシーバーはここまでで完了です。

ロアレーシーバー、ストック外観

次にロアレシーバーを見ていきます。

まずロアレシーバー全体像です。

逆側

ベースのCQBR ブロック1がやや古いモデルアップなのでアンビ化はされていません(左右両利き化)。

実際にグリップを握った時の各操作系の距離感は次の写真のようになります。

反対側

身長175cm、体重65kg、右利きの標準的な日本人体型の私の手だと各操作系にジャストの距離感でアクセスできます。ただしボルトストップリリースレバーは左手で操作するのが一般的だと思うので片手では届きません。

ここから各部を少し詳しく見ていきます。

ボルトストップ

ボルトストップレバーのアップです。

マルイのガスブロのM4系はボルトストップをオリジナルメカのZシステムを採用しているのでレバーの取り付け部の構造は本物と異なりピンが入っていません。

この趣向の好みは人によるのですが材質が亜鉛(本物は鋼)のボルトを長持ちさせるためには良い構造だと思います。

ボルトを後退させてロックさせると次の写真のようにレバーが浮き上がります。この状態でレバーを叩く(押す)とボルトが前進します。

この工程は電動では味わえない(DASなどの特殊なモノは除く)ガスブロならではの醍醐味だと思います。

セレクター

次にセレクターです。

セレクターは左側に付いていて選べるポジションはセーフ、セミ、フルの3ポジションです。

このモデルはガスブロなのでハンマーがコッキングされていないとセーフポジションには入りません。

反対側はレバーと連動するインジゲーターが刻まれています。

コッキングしてセーフポジションに変更します。

反対側のインジゲーターも連動して動きます。

セレクターの感触は電動の単なるスイッチとは異なりトリガーメカを動かしているので良い感じのクリック感があります。

ちなみにアンビかはされていませんが多くのサードパーティからアンビレバーが販売されているので変更しても良いかもしれません(簡単に変更できる)。

私はガッツリ右利きなのでアンビ化されていなくても不便さを感じないので純正のままです。

グリップ、トリガー

グリップ、トリガー周りです。

私は純正グリップ(A2タイプ)よりPTS EPGグリップが好みなので変更してしまいました。

EPGグリップで個人的に気に入っているのは上の写真で示したビーバーテールとグリップ根本の凹みが良い感じです。

グリップ自体はあまり細いタイプではありませんがこの2点の特徴からかなり握りやすいです。

その特徴から本体を親指と人差し指で握り込める感じになります。

またこのグリップの良い点としてグリップ内の空洞部を小物入れとして使うことができます。

グリップの底を下の写真のように爪を押して引っ張ります。

底が次の写真のように外れます。

グリップの中は空洞になっています。

この空洞に私はライラクスのホップ調整レバーをいつも収納しています。

このレバーは私にとって必需品で本製品の唯一の欠点がホップ調整時にいちいちテイクダウンしてボルトを抜かないとホップダイヤルにアクセスできない構造になっています(詳細は次回紹介)。

このレバーがあるとボルトをロックすれば廃莢ポートからホップダイヤルに直接、アクセスできるのでかなり重要なアイテムになっています。なのでこのレバーを忘れると悲劇になるので常にグリップ内に入れてあります。

・LAYLAX ホップアジャスター
マルイ M4系列ガスブロの必需品だと思います。かなり便利です。

ちなみに純正は次の写真のようなA2タイプグリップが装着されています(写真は電動ガン)。

電動ガンよりかなりスリムで握りやすいのですが私はフィンガーチャンネルが指に合わず痛くなるので交換しています。

次にトリガーです。

トリガーの動きはハンドガンで呼ぶところのシングルアクションオンリーとほぼ同じです(M1911系)

空撃ち状態の動画です。

東京マルイ CQBR  ブロック1(Mk18化) トリガーフィール

感触としてはほとんど遊びが無くトリガーが重くなりハンマーがリリースされます。個人的にはもう少し遊びが大きくても良いかもしれないと思います。

トリガーの形状自体はM4の標準的なタイプになります。

トリガーを含めた遊びなどの変更は少し面倒なのですができないことはなさそうです。後の記事でハンマーメカユニットの分解も紹介します。

刻印

ミリタリーモデルなので刻印はかなりあっさりしています。

左側面

マガジンハウジングの刻印は”PROPERTY OF U.S. GOVT.  M4A1 CARBINE CAL. 5.56 MM. W346074“で意訳するとアメリカ政府の財産である、M4A1カービン 口径5.56mm W346074(ロットナンバー)だと思います。

セレクター付近はメーカー刻印で”COLT DFENCE HARTFORD. CONN. ーUSAー”なので単純にコルト社を表記しているだけだと思います。

右側面

こちら側はエアガンの生産者である東京マルイと協会のASGKマークが刻まれています。

私はあまり気になりませんが嫌な人はパテで埋めて塗装すれば簡単に消すことが可能だと思います。

ストック周り

ストック周り全体です。

私は純正から定番のマグプル CTRタイプストックに変更しています。ストックはマグプル製ではなくノーブランドのレプリカ品ですが多少のガタ付きはあるものの実用上は全く問題ないです。

ストックを最大に伸ばしてみます。

ストックを外してストック伸縮ポジション数を見ると6ポジションあるので男女問わず長さが合わないことは少ないと思います。

またストックパイプ中央にメンテナンス用の穴が空いています。説明書ではこの部位のメンテナンスについて触れられていませんがシリコンスプレーをたまに吹いても良いかもしれません。

さらにCQBRには純正でワンポイントのスイベルが付いていてとても超便利です。私はワンポイントスリング使いなので重宝してます。どうやらM4 MWSとM4A1には付属しないようですが後から装着することができます(少し面倒)。

ちなみに純正で付属するストックはクレーンストックになります。

このストックも良いものですが個人的に幅が大きすぎるので好みではなかったので交換しました。マグプル CTR タイプのストックは細いです。

ストックのバッドプレートを外してみると次世代電動ガンの流用であることがわかります(配線部に蓋がしてある)。

こんな感じで東京マルイ系M4で気軽にストックを交換できるのもガスブロの魅力の一つだと思います。

これで本体外観は終わりになります。

マガジン

次にマガジンを見ていきます。

マガジン外観全体です。

リアルでは30発のところこのマガジンは35発装填できます。また東京マルイでは珍しくアルミダイカストです(亜鉛が多い)。

マガジンの重量は478.5gなのでアルミだから軽い訳ではありません(弾は空、ガスは少し入っている状態)。

カタログによるとこの重量は本物のマガジンをフル装填した重さと同じくらいらしいです。

上記の重量に弾0.25gx35発を足すと563.5gに対し、私個人が実物カタログから足し合わせた実物フル装填マガジン重量はおおよそ540g前後なのでかなり良い線を突いていると思います。

ただし本物と異なりエアガンは撃ち終わったマガジンはほとんど軽くなりません(弾0.25gx35発で-85g)。

私はサバゲー時に5本で運用しているので約500gx5本の2.5kgが身体に掛かってくるので元気な午前中は良いのですが夕方のゲームになると動きが鈍ります。

次にガス注入口(マガジンの底)です。

ガス注入口は一般的なガスブロ同様にマガジン底部に付いています。

個人的にはWAや海外品のように横(背面?)に付いているのが好きです。

理由としてはマガジンを落としたり伏せた時にマガジンを地面に接触させるとガス注入口に土が詰まったりして面倒な事になることが稀にあります。

また横(背面?)にバルブが付いているとマガジンを本体に装着するとマガジンハウジングに隠れるので外観的にメリットがあると思います。

マガジンリップ部

このマガジンリップは樹脂製ですがかなり硬くて弾が入れにくいです(頑丈ではある)。

自分は東京マルイ オプションパーツのBBローダー XLで頑張って入れています。あまりにも硬くてローダーが壊れそうな気がしますが意外と大丈夫です(親指が辛いです)。

ガスルート部

ハンドガンに比べガスルートの開口部がかなり大きいです(重いボルトを動かすため)。

バルブ、ボルトストップ部

最近時のガスブロには珍しく空撃ちモードはありません。M4で空撃ちする場合はボルトストップを押さえたままにすれば空撃ちできるので特に問題ではありませんがあると嬉しい機能です(サードパーティで空撃ち用パーツがあるらしい)。

マガジントータルを見た感想としては特に新しい機構などは見当たらず手堅くまとめられているように見えます。手堅い一方で個人的に思うこのマガジンの革命的なポイントは価格が比較的安い(定価税抜き4980円)、流通が安定していることです(マルイさんに感謝)。

個人的に思うマルイさん以前のM4系ガスブロを運用する最大の懸案事項はマガジンの値段、入手性だと思います。

他メーカーさんのモノだとマガジン一本で1万円くらいがザラで基本的に在庫がないことが多かった気がします。また頑張ってマガジンを揃えても壊れた時の部品の入手性が心配でなかなか壁が高かい世界でした。

この問題をほぼ解決できると思うので流石、東京マルイさんだと思います。

外箱と内容物

最後に箱と付属品です。

外箱のセールスポイントのアピールがエライことになっています。

箱の左から順に読んで行くとZシステム、日本製、Hi-Quality For the Customers、Powered by Z、No.4(モデルNo)、Gun Power(パワーソースガス)、対象年齢18歳以上、可変ホップアップ、セラコート、世界No.1 ベストエアソフトガンメーカー部門殿堂入り(どこ主催の賞?)と10個も謳い文句があります。

かなり気合が入ったモデルである事が伝わってきます。特にZは2回も出てきました。

いつもなら箱を開けた状態を紹介するのですがMk18 mod.1化したため再現できなかったので付属品を紹介します。

付属品を写真右側から羅列すると以下のようになります。

付属品

・説明書(操作部、可動部が多いので厚め、パーツリスト付き)

・ターゲットペーパーX5枚

キャンペーン葉書、鷹の爪コラボキャンペーンペーパー(購入時期による)

・エアーソフトガンファンへの注意書き(黄色)、ホップアップ注意書き(青)、安全に関する注意書き(赤と白)

・テイクダウン時の注意事項(白)

・フロントサイトアジャストツール

・マズル保護キャップ

・BBローダー(筒とロッド)

・クリーニングロット

・少々の弾

・ナイツタイプ フォアグリップ

かなりの点数です。

写真のクリーニングロットはホップパッキンのつまづき量、ホップ量の測定用に改修しているので純正と少し異なります。

また付属品のローダーでマガジンに弾を入れるのはマガジンリップが硬くてかなり困難です(私はまともに入れられない)。なので素直に東京マルイさんのオプションのBBローダー XLを一緒に手に入れて使うことを強く勧めます。

・東京マルイ BBローダーXL
必需品です。持ってない方には強くお勧めします。

以上が内容物になります。もし買ったばかりの方は付属品に過不足がないか確認の参考にして下さい。またこれから購入を考えている方への参考になれば幸いです。

まとめ

いつもだったら実射性能を確認してからまとめに入るのですが今回は内部の調整、カスタムがされていて箱出し状態から変わっているので実射性能の詳細は後の記事で紹介します。

性能の概要はマガジン温度28℃、0.2g弾で初速が90〜92m/s、サイクルが毎秒14発、燃費がワンチャージでマガジン3本分作動可能になっています(1日のサバゲーで450gガス缶を使い切る感じ)。

記憶から箱出し時を思い出すとマガジン温度28℃、0.2g弾で初速が73〜76m/s、サイクルが毎秒12発、燃費がワンチャージでマガジン2.5本分作動する感じだったと思います。

今回は既にMk18 mod.1化してしまったため本来のCQBR ブロック1の外観レビューはできませんでしたがCQBR ブロック1の外観もかなり良かったです(メインのパーツは純正のままです)。

またサバゲーで使用頻度が高いモノですが内面の劣化は特に見られず外装に関してもセラコートによるのか塗装の劣化はほとんどありませんので耐久性はかなり高そうです(セラコートと関係がないサイト類はかなりやれてる)。

既に実際にそこそこの頻度で使った性能面の感想としては電動ガンと渡り合えるくらい性能が高いです。流石に復活戦のようなフルで撃ちまくるようなゲームでは厳しいですが普通のフラッグ戦のようなゲームでは不利さを感じません。

ただし純正のままだと初速の観点から飛距離が弱冠、厳しいかもしれません。純正状態の団藤イメージはマルイさんの初速が高めのハンドガンとかなり似ている感じです。

さらに1マガジン35発も電動ガンに対し不利にはなってきますがリアカンに近いことやゲーム中のマグチェンジの操作がガスブロのロマンや楽しさの部分だと思います。

弾数に関しては私個人は裏表を連続して実施するフラッグ戦をイメージして5本(175発)で運用しています。裏表の2ゲームで多めに撃つと5本目まで手が出ますが通常1ゲームのフラッグ戦だと多くて3マガジン目に手をつける感じなので3マガジンあれば十分な気がします(マグチェンジも2回は発生するので楽しめる)。

作動温度に関しては自分の感覚では気温が15℃以上からセミで連続して確実に撃てる気温だと思います(ボルトストップも掛かるがフルオートはキツイ)。気温20℃を越えればかなり調子が良くフルに性能を発揮してくれます。

この東京マルイさんの長物ガスブロは高性能ながら本体価格も比較的安めな価格、マガジンの入手性、価格(他社長モノガスブロマガジン比較)で手が出しやすいことに加えシリーズ1発目のM4 MWS発売から8年目でアフターパーツもかなり充実してきたので今からでもかなり遊べるモノだと思います。

以上、ここまでお付き合いありがとうございました。

今回の紹介は外装編で次回はハンドガード、バレル、ホップチャンバーの分解、カスタム、メンテナンス編(使ったパーツの詳細)になります。

東京マルイ CQBR BLOCK1 GBBのMK18 mod.1化カスタム品 分解&カスタム ハンドガード、バレル、ホップチャンバー編(M4 MWS、M4A1)

・東京マルイ ガスブローバックマシンガンシリーズ CQBR ブロック1
本記事で紹介させて頂いたベースモデルです。そのまま使っても良し、10.3インチ系のショートモデルのカスタムベース(ショートなURG-Iなど)に良いと思います。

・東京マルイ ガスブローバックマシンガンシリーズ M4A1 MWS
基本になるM4 MWSです。これはレールをカスタムするのは持ったないくらい良い感じなのでそのまま使うユーザー向けな気がします。グリップ、ストックなどを好みにすると楽しいと思います。

・東京マルイ ガスブローバックマシンガンシリーズ M4A1 カービン
このモデルが同シリーズ最安値なのでカスタム前提ならベストな選択だと思います(そのままでも十分楽しめる)。レールは勿論のことバレル長さまで変えてSR25に似た仕様に変えるなどなんでもできる気がします。

・東京マルイ ガスブローバックマシンガンシリーズ Mk18 mod.1
完全に出来上がったモデルです。私も購入前に発表されていたらこれを購入しました。

・東京マルイ M4A1 MWS用スペアマガジン(シリーズ共通)
通常の35連マガジンです。私は本体付属の1本に4本加えて合計5本で運用しています。5本あると余裕が出てくるので4本追加がオススメですが予算の都合によっては2本追加の合計3本でも楽しくゲームができると思います。

・東京マルイ ガスM4A1シリーズ用20連ショートマガジン(シリーズ共通)
35連マガジンだと伏せた時に地面と接触する事がたまにあるので伏せることが多いマークスマン、スナイパーみたいに使う方には良いと思います。

  • この記事を書いた人

kazubara

輸送機器メーカーでの元エンジン設計者。15年の職務経験から機械設計知識を伝道します。また職歴を活かしてエアソフトガンをエンジニアリング視点で考察して行きます。

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