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東京マルイ グロック19 GEN3

東京マルイ GLOCK19 GEN3 レビュー、分解&カスタム その1(グロック 19)

今回は東京マルイのグロック19のレビュー、分解、カスタムを紹介します。

執筆時点で東京マルイさんからグロック19 GEN4の発売が発表されているので今更感がありますが持っているので紹介します。

また中身のメカニズムはリコイルスプリング以外は、ほとんど同じだと思うので分解、カスタムの参考になると思います。

ちなみに私が購入した時期は、2021年の5月(発売日2018年10月)なのでファーストロットではなさそうです。

購入してからカスタムをしてしまった後なので純粋な箱出しレビューにはなりませんがなんとか思い出しながら紹介します。

ではレビューを始めていきます。

外観

まずはいつも通り外観からで側面から見ていきましょう。

かなりコンパクトなモデルになっています。

東京マルイさんの説明によるとコンシールドキャリーに適したと書いてありますが、そこまでは小さくないと思います。

でもやっぱりかなり小さいモデルです。

これだけ小さいと握った時に窮屈かどうかが問題になりますが、案外とそこまで窮屈な感じはしませんでした。

私の手は、さほど大きくないのですが指が長めめでコンパクトなモデルだとかなり窮屈になるのですがギリギリで大丈夫な感じです。

しかしながら決して余裕がある訳ではなく単純に握りやすさだけならフルサイズのグロック17のが良いです。

少し各部を見ていきましょう。

まずは銃口を見るとポリゴナルライフリングっぽいライフリングが造形されています。

次にホールドオープンさせてみます。

ホップ調整機構は、このホールドオープンした状態で排莢ポート内にあります。

最近の東京マルイさんの主流のタイプですね。白い矢印のところにダイヤルが付いていて廻せば調整できます。

まあ素手で調整できるのですが私は、もっと楽をするためにLAYLAXさんのホップ調整レバーを使ってます。

後で紹介しますが東京マルイさんのガスブロのM4 MWS、M4 CQBR BLOCK1、MK18 mod.1などのホップ調整には、ほぼ必須のアイテムになります。

これをホップ調整ダイヤルに次の写真のように使うと楽に調整できます。

 

かなり便利です。

・LAYLAX ホップアジャスター
マルイ M4系列ガスブロだけでなくハンドガンでも便利です。

次にサイトピクチャーです。

純正では、リヤサイトはコの字型を横にした感じなのですが私が苦手でグロック17に付属しているドットタイプの蓄光サイトを取り付けています。

これは、ポン付けでは取り付かなくて加工が必要なのですが後で紹介します。

次に操作系のマグキャッチとスライドリリースレバーです。

スライドリリースレバーは、ガーターさんのエクステンションリリースレバーを装着しています。

次に重量ですがマガジン無しとフル装備を測りました。

マガジン有りの重量です。

かなり軽量なモデルになっています。

最後に化粧箱と付属品を紹介します。

付属品は空撃ち用のマガジンのフォロワーのストッパーが2個と弾、ノズルキャップ、バレルクリーニング用の棒が付属しています。

さらに取り扱い説明書と部品発注書を兼ねている部品表が付きます。

これで外観レビューを終わりにして実射性能を紹介します。

実射性能

箱だしで実射性能を確認したのですが写真や細かい性能の記録が残っていなくて、申し訳ありませんが完全に記憶頼みで紹介します。

確か、ガスをマガジンに満タンに充填して表面温度を27℃くらいにしました。

東京マルイ 0.2g バイオ弾で測定しました。

その時の初速がおおよそで65m/s付近でかなり安定していました。

撃った感じは流石にシリンダー径が15mmもあるのでかなりシャープで素早いブローバックでした。

ただ、流石にコンパクトモデルでスライドの重量が軽いので他社のHWのような重みは、ありません。

また、他のサイトでの紹介を見てみると同じような条件で初速が70m/sくらい出てると見ましたが私の個体では、65m/s当たりで落ち着いていました。

初速計のレビューも良かったら覗いて見て下さい。

Xcortech X3200 MK3 クロノグラフ レビュー(説明書より詳しい使い方&特徴)

コンパクトモデルでバレル長がかなり短いのでこのくらいの初速で納得できるのですが弱冠、寂しいので初速を上げたいと思いました。

その辺りを踏まえてカスタムをしていきます。

また、私の場合ですとブローバックは重みよりシャープなスピード重視が好みなのでそれも対応していきます。

ここから分解とカスタムを交えて紹介していきます。

・東京マルイ グロック19 GEN3  ガスブローバック
GEN3も独自の魅力があるのでオススメです。

・東京マルイ グロック19シリーズ スペアマガジン
グロック19用のマガジンです。マルイのグロックシリーズのマガジンは基本的に使用できるはずです。

分解とカスタム

ここから分解とカスタム内容を紹介していきます。

まずはスライドを本体から外します。

東京マルイさんのグロックシリーズは実銃のようなストライカー方式ではなく内部ハンマー方式なので最初にスライドを引いて内部ハンマーを寝かさないとスライドが外れません。

内部ハンマーを寝かせたらスライドテイクダウンのレバーを下げながらスライドを前方に取り外します。

取り外したスライド一式は次のような感じ。

ここからリターンスプリングとバレルアッシーを取り外します。

バレルASSYです。

次に残ったスライドからブローバックエンジンを取り外します。

まず次の写真の赤丸部のネジを外します。

ここからブローバックエンジンを取り外すのですがスライドに嵌め込まれていてかなり取り外しづらいです。

方法としては、次の写真のようにスライドを横に開きながらブローバックエンジンの給弾ノズルを押します。

コツとしては、スライドを次の写真のように持ちます。両手のそれぞれの人差し指で排莢ポート部を横に開きながら給弾ノズルを親指で押します。

この時の無理に給弾ノズルを押すと折れるし、スライドを開きすぎると割れるので少しずつ力を入れてください。

このようにして取り外さないとリヤサイトの交換ですら出来ないので頑張りましょう。

取り外したブローバックエンジンは次の写真のようなカタチをしています。

赤丸部のスプリングは、単に置いてあるだけなのですぐに外れてしますので失くさないように気をつけましょう。

また組み込むときに落ちたりズレたりして組みにくいので私の場合は、ほんの少しだけ瞬間接着剤を付けて固定して組んでいます。

本当に少しだけの接着剤の塗布ならば作動に影響がなく、かなり組みやすいのでおすすめです。

次に給弾ノズルが簡単に取り外せます。

分解が正常に出来ていれば次のような部品が出てきます。

これと後ろのついているプレート、リヤサイトが取り外せます(写真がなかった)。

ここの円の直径(ピストンカップ)が15mmとなっており強力なブローバックを生み出しています。

基本的にウェスタンアームズさん以外の負圧式と呼ばれているガスガンの仕組みは、ほとんど同じで基本的に、この円形の径が大きいほどブローバックが強力になります。

最近の東京マルイさんは、この径が15mmとなっており商品魅力として宣伝しています。

ちなみに私の好きなKSCさんのシステム7も15mmになっています。

ちなみに写真では、既に軽量アルミブリーチを組んでいます(ピストンカップもカスタム品)。

純正と重さを比較すると次のようになりかなり軽くなります(左がカスタム品、右が純正品)。

ガーダー軽量ブリーチ重量

銃声ブリーチ重量

カスタム品には一部パーツが付いていて比較条件としては不利なのですが純正の48gに対し23gとかなり軽量になっています。

このパーツを組むとブローバックスピードと燃費が劇的に良くなります。

その代わりにブローバックの重さは、軽くなるので好みで取り付けを検討すると良いと思います。

・ガーダー 軽量アルミブリーチ 東京マルイ グロック19 GEN3用
東京マルイ グロック19 GEN3専用品なので注意してください。GEN4とは別になっています。

ちなみにもっと軽くなるナイロン製も製品として存在するのですがアルミに対してそこまで軽くならないのと耐久性が心配なので私はあまり使いません。

次に給弾ノズルに付いている発射とブローバックを切り替えているバルブを取り外します。

写真の赤丸のピンを抜きます。注意としては、バルブがバネで飛んでいくので必ず穴に指を入れて飛んで行かないようにして取り外します。

そうすると次のような部品(フロートバルブ)が出てきます(写真は、カスタム品)。

これは初速を上げるためにファイアフライさんのロケットバルブというカスタム品を組んでいます。

この製品は発射側に流れるガスの量を増やして初速を上げる部品です。

欠点としては弱冠ですが燃費が悪くなるのですが気になるようなレベルでは、ありません。

・フィアフライ ロケットバルブ 東京マルイグロック19用
弱冠ですが初速が上がります。

この製品はちょっと高いと思うのでもっと安く初速を上げたい方はスプリングだけ交換すれば初速が上がります。

純正より強いスプリングを使えば初速が上がりますのでホームセンターで同サイズのスプリングを探すかストライクアームズさんで荷重違いのスプリングを取り扱っておりますのでそちらを使うのも手です。

ストライクアームズさんの許可を得てないのでリンクは、貼りませんがストライクアームズで検索すればすぐに出てきます。

ここで注意ですがガスガンの場合には、気温によって初速が大きく変わるので必ず法律で定められている気温35℃以内で0.989J以内に絶対にしてください。

ハンドガンのガスブロで越えることはそれほど、ありませんが法律なので絶対に守りましょう。

ちなみに純正のフロートバルブとピストンカップは次の写真のような形をしています。

写真下のフロートバルブは、私の流量調整の実験で削ったりしていたら割れてしまったので壊れています。

このフロートバルブで良い加工形状が見つかれば良いと思ってガンガン削っていったら割れてしまいました。残念です。

ちょっと長くなってきましたので今回はここでで一旦、区切り次回で残りの分解、カスタムと実射性能を紹介します。

東京マルイ GLOCK19 GEN3 レビュー、分解&カスタム その2 (グロック19)

もし良かったらガスブロの作動メカニズムの紹介をしているので良かったらみてください。

ガスブローバック式エアソフトガンの作動の仕組み スライド、ボルト編

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  • この記事を書いた人

kazubara

輸送機器メーカーでの元エンジン設計者。15年の職務経験から機械設計知識を伝道します。また職歴を活かしてエアソフトガンをエンジニアリング視点で考察して行きます。

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