もうかなり前ですが(3、4ヶ月前)にKRYTAC KRISS VECTOR(クライタック クリスベクター)のカスタムを終了させました。
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KRYTAC KRISS VECTOR (クライタック クリスベクター)内部カスタム 完成
しかし時間が経ったのとサバゲーで実際に使って少し不満点が出たので調整したいと思います。
また組み立てと分解を何回もやったので自己流ですが簡単で効率が良い分解、組み立て方法を紹介します。
慣れればメカボックスの分解まで15分もかからずにできます。
ではまず、サバゲーで発覚した不満点を紹介します。
実戦を経ての不満点
内部カスタム最終編でも少し紹介したのですが栃木県南部にあるサバイバル フィールド ターフ(Tarf Battle Field)さんの定例会で遊んできました。
ターフさん 紹介記事は、こちら→サバゲーフィールド紹介 第1弾 ターフバトルフィールド(Turf Battle Field)定例会 栃木県南部
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サバゲーフィールド紹介 第1弾 ターフバトルフィールド(Turf Battle Field)定例会 栃木県南部
そこで出てきた不満点ですが、まず第一にカスタムしてから時間が経ったのでスプリングがへたって初速が0.2g、ノンホップで80m/sで適正ホップ(15段階中3.5くらい)で88m/sまで下がってしまいました。
十分な数字でありますが私は、基本的にアウトドアフィールドがメインになるので少し物足りない感じがしたので少しだけ上げます。
次の第2点目がメカボックス内のノズルの長さを純正の21.1mmから21.8mmに変更してつまづきホップを解消させました。
しかしギリギリまで長くしてしまい東京マルイさんのような精度がかなり良い弾なら給弾できるのですが、少し精度が悪い、少しだけ大きめの弾だと、給弾がまばらになり、弾が出た出なかったりしたので修正します。
次が最後の3点目ですが私は純正のスプリング式多弾マガジンを使用しているのですが、装弾数が96発くらいでサイクルが秒18〜19発だとすぐに弾切れ(指切りバーストでも10秒も撃てない)になってしまいます。
フルオートだと5秒で終わりで遠い相手と交戦するとあっさり弾切れになり、マグチェンジを頻繁に行わなければならずめんどくさかったです(撃ちすぎか?)。
なので可能な限りレスポンスをそのままでサイクルを少しだけ落としたいと思います。
まとめると
改善目標
1、スプリングがへたって下がった初速を少しだけ上げる。
2、給弾不良が発生することがあるのでノズル長を短くする。
3、レスポンスを可能な限り落とさず、サイクルを下げる。
をやっていきます。
まず分解になりますが、以前も紹介していますがコツを少し掴んだので再び丁寧に紹介していきます。
基本仕様は内部カスタム 完成編と同じで中身は、こちらを参考にしてください→基本仕様は内部カスタム 完成編と同じで中身は、こちらを参考にしてください→
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KRYTAC KRISS VECTOR (クライタック クリスベクター)内部カスタム 完成
分解のコツ
まず分解するに当たって私は最初に本体下部のスプリングが入っている蓋?を外します。
裏
この2本のピンですがメインスプリングの反力を支えているのでかなりの力で押さないと外れません。
またメインスプリングの反力でピンを抜いた瞬間に蓋をかなりの力で抑えていないと飛んでいってしまいかなりイライラします。
なので、ここのピンを外すのに次に紹介するピンポンチを使います。
ピンが2本ほどありますので使うピンポンチは2本で径は6mm以下を使わないと穴に通らなくなります(私は6mmと5mmを使います)。
100均とかの安い工具でも大丈夫かと思いますが私はバイクいじりなどの経験からそこそこ安くて質が良いシグネット製をお勧めします。
特にエアソフトはピンが頻繁に使用されているので使い勝手の良いそこそこの工具がお勧めです。
・シグネット ピンポンチセット
高級ブランドではありませんが、自動車業界ではコスパが良い中級ブランドでおススメです。しかも安いです。
このピンポンチを次の写真のようにピンの抜ける方向に位置を合わせます(私はまず6mmのポンチを使います)。
この状態でピンポンチをプラスチックハンマーで軽く叩きながら少しずつピンを抜きます。
使うプラスチックハンマーも100均工具でも問題ないのですがやはりピンポンチ同様に使う機会が多いのでそこそこのモノが良いと思います。
私は、バイクいじりも含めてベッセルのハンマーを使ってます。10年以上使って問題なしです。
・ベッセル プラスチックハンマー
安くて頑丈で長持ちします。サイズはコントロール、パワーのバランスで1ポンドがオススメです。
ここでポイントですが一気にポンチを叩いて抜かない方が良いと思います。ピンからピンポンチが離れないように軽く少しずつ叩きましょう。
少しづつピンを抜いて行って次の写真のような状態にします。
ここで刺さったピンポンチを抜かずに残ったピンを同様にピンポンチを使って抜きます(今度は、5mmのピンポンチ)。
そうすると次の写真のような状態になります。
後はしっかりと蓋を手で押さえながらピンポンチを抜くと安全に蓋とスプリングが取り外せます。
次に、私はサイドレールを取り外します。六角ボルトで付いているので普通に外します。
このレールが付いたまま分解できれば楽で良いのですが、ダメでした。
次にめんどくさいのですがダミーのボルトリリースレバーを外します。
これも外さないと後に分解ができません。この段階で外すのが後々に楽になると思います。
ここまで来たらアッパーレシーバーの2本のピンを抜きます。このピンは普通に簡単に抜けます。
ピンを抜くとアッパーとロアーレシーバーに分割できます。
次にロアーレシーバーの分解に進みます。
ロアーレシーバーの分解のコツ
まずロアレシーバーの六角ボルトを取り外します。
この六角ボルトは両側にあります。次の写真の位置のボルトです。
反対側
このボルトを外してもまだ、ロアレシーバーは分解できません。
ちなみに六角レンチは、ボルトの構造上の特性で舐めにくいのでかなり安い工具を使っています。
確かあるトロプロダクトだった気がします。お勧めはL字型でそれなりの長さがあって片方の六角部は球形状の物がお勧めです。
特に個人的に推している六角レンチがないので紹介はしません。
次に注意点ですがボルトハンドルの次の写真のプラスネジは外す必要がありません。
このボルトハンドルは、取り外さなくても分解できるのでそのままにしておくのがお勧めです。
次にロアーレシバーのガワとメカボックス本体をズラします。
ここまででボルトリリースレバーを外しておかないとズラせません。
次にボルトハンドルをメカボックスに固定しているプラスネジとプレートは取り外します。
このプラスネジとプレートは上下でサイズ、形状が異なるので組む時に、わからなくならないように注意しましょう。
上側のプラスネジがメカボックスの締結を兼ねているので長いネジになります。
ちなみに私はドライバーは昔に職場で頂いたスナップオンのセットを使っててメチャクチャ良いのですが高いので基本的にKTCかベッセル、シグネットをお勧めします。
100均の工具でも良いですがかなり舐めやすいので、できればKTCあたりが良いと思います。
私の経験上ですがハゼットなんかが安い割りにしっかりとしています。
・ドライバーセット
安いモノでも良いのですが手頃で高品質なものだとハゼット、トネ、KTC、ベッセル辺りが良いと思います。
次にボルトハンドルを脇によけます。写真のような感じで避けましょう。
これでメカボックスとロアーレシバーが分解できます。
少しアウターバレルを前後に動かしながらメカボックスを取り外すと簡単に分解できます。
これでボルトハンドルを取り外さずにロアーレシーバーとメカボックスが分解できます。
次はメカボックスとバレル廻りの分解に入ります。
バレル廻りの分解
まずメカボックスとアウターバレルを取り外しますが特にコツとかは、ありませんが折角なので紹介します。
まずメカボックスとアウターバレルを締結しているボルト2本をとり外します。
アウターバレルの固定のボルトは、前側のボルトが位置決めに使われているので後ろ側から外すのをお勧めします。
次にアウターバレルとホップチャンバー、インナーバレルが取り外せるのですが、まずアウターバレルのみを前に少しずらして下さい。
それからアウターバレル、インナーバレルとホップチャンバーがした方向に取り外せます。
後はホップチャンバーを分解するだけです。
バラした写真がないのでチャンバーアッシーの写真で解説します。
ここまで分解しないとインナーバレル、ホップチャンバー、パッキンが分解できません。
なのでバレル廻りだけを変える方は、ここで終わりになります。
メカボックスの分解
メカボックスの分解はかなり簡単で解説するようなコツはないのですが、折角なので紹介します。
まずメカボックスを割る前に外す部品を次の写真で紹介します。
まずモーターホルダー廻りを外します。
モーターホルダーの向きと使うボルトは決まっているので忘れないようにしてください。
写真の右側が銃口がでモーターホルダーの腕が長い方が前になります。ネジもプラスの+の溝が一つ貫通しているのが前になります。
モーターからファストン端子を丁寧に抜いてモーター本体も取り出します。
次にカットオフ検知のプレートとタペットのリンクプレートを外します。
これでメカボックスを開ける準備ができました。
ちなみにこのメカボックスは便利なところがあってメカボをわからなくてもグリスアップができます。
モーターとスプリングがここまでで外れているのでギヤが簡単に廻るのでギヤを廻しながらグリスを筆で濡れます。
それはさて置き、メカボックスを分解します、と構えるほどじゃなくてメカボを締結しているネジを外せば簡単に開けられます。
ネジの場所は、写真の通りです。
このネジを外せばメカボックスが開きます。
スプリングが入っていないので部品が飛び出してくることがないので特に注意せず開けても大丈夫です。
唯一、タペットのリターンスプリングだけが少し強いので暴れるかもしれませんが大したことなないのでガバッと開けちゃいましょう。
開けると次の部品が入っています。少しだけ変ですが普通の電動ガンと同じ構造です。
これでメカボックスが完全に分解できます。
このメカボの調整方法、組み立ては、こちらを参考にしてください→KRYTAC KRISS VECTOR クライタック クリスベクター 内部カスタム
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KRYTAC KRISS VECTOR クライタック クリスベクター 内部カスタム
今回はノズルの長さを変えたいだけなのでノズルだけを取り出します。
ノズルの再セッティング
前回にカスタムで慎重に給弾性能を確認して決めたノズル長が21.8mmでした。
実はこの調整で使った弾は東京マルイのバイオBB弾0.2gで調整していました。
私は、貧乏なのでサバゲーではG&GやS&Tの弾を使うのですが、どうもほんの少しだけ弾がマルイさんより大きいようです。
よって前回のセッティングでも精度が良い弾(マルイ以外使わない)だけを使う人は、21.8mmの長さが一番良いホップ性能を発揮してくれると思います。
私は、雑多なブランドの弾を使うので給弾性を重視し21.4mmに変更しました。
レトロアームズの長さ調整機能付きノズルなので変更が簡単です。
接着剤剥がし液をつけた後に再度、接着剤とネジロックを塗って長さを固定します。
効果の程は後に紹介します。
ちなみに時計で測っていましたがここまで15分でできました。
まあ、慣れた部分もありますがクリスベクターの整備性の良さと紹介したコツでかなり速くなりました。
遅くと20分もあれば誰でもできると思うので参考にしてみてください。
長くなったので次回に、アッパーレシーバーの分解と内部カスタム変更結果をやります。
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KRYTAC KRISS VECTOR(クライタック クリスベクター) 内部カスタム変更と分解、組み立てのコツ 後編
・KRYTAC クリスベクター ブラック
箱だしで使うのはちょっと厳しいかもしれません。
・KRYTAC クリスベクター FDE
色違いです。
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