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Kazubara
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自動車メーカーの元エンジン設計者。15年の職務経験から機械設計の技術を伝授します。仕事などのご依頼は下のお問い合わせボタンからご連絡下さい。

BATON BG-17 CO2GBB(グロック17 GEN.5) レビュー 

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB レビュー

今回は執筆時点(2023年1月21日)で新発売のバトン BG17 CO2 GBB(グロック17 GEN.5)の箱出しレビューをして行きます。

国内メーカー初のグロックのCO2のモデルアップ、しかも最新のGEN.5と言うことで予約して購入して見ました。

ロットを重ねる毎にパーツのランニングチェンジ(改良)をしばしばするメーカーさんですが今までに何機種かCO2ガスブロを作ってきた実績と改良パーツが出たら自分で変えようと思いファーストロットを買って見ました。

期待を大きく膨らませながら見て行きたいと思います。

目次

開封

外箱です。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 箱

いつものシンプルな箱です。

面絵はCADからそのまま持ってきた絵のようです。この絵の感じから基本は3Dで設計していることがわかります(稜線の出方でわかる)。ソフトはおそらくSOLID WORKSかCATIAだと思います。

箱を開けてみます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 開封

発泡スチロールの形状がM9のように見えますがハンマー部が異なる気がします。だとすると近いうちにグロックのバリエーション展開があるかもしれません。

次に保証書です。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 保証書

補償付きなのはありがたいです。最も私の場合はすぐに分解してしますので無効になってしまいます。

次にマニュアルです。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 説明書

いつものシンプルなマニュアルです。

裏側はパーツリストになっています。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB パーツリスト

基本的にほとんどの部品が新規部品を起こしたようです。

内容物一覧です。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 内容物
内容物

・保証書

・取扱説明書

・CO2ボンベ取り付け用の六角レンチ

・MOS用六角レンチ

・MOSプレート(4種類)

付属品の過不足はありませんでした。

次に本体を見て行きます。

本体外観

本体外観のサイドビューです。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 右サイド

反対側

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 左サイド

スライド、フレームは強度の観点からナイロン樹脂でできているようです。

色味、質感は思ったより悪くない感じです。以前に紹介したBMー45(M45、1911系)より良い感じがします。

本物はスライドが金属製なのでツルッとした見た目ですがこの製品はナイロン樹脂に艶のある塗装は難しいので仕方がないと思います。

次にホールドオープンさせて見ます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB ホールドオープン

少しだけショートリコイルしますが沈み込み量は小さめです。

ここは好みの分かれる所だと思いますがエアガンの命中精度の観点からはショートリコイルが無いもしくは少ない方が精度が高いのです。

ここからは各部、詳細を見て行きます。

スライド前方

グロックのGEN.5で大きく変わった前方です。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB スライド前方左側

先端に大きな面取りが付いたのでコッキング用のセレーション(ギザギザ)が付いています。

先端部を下から見ます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB レール部

シリアルプレートには刻印がありませんでした。

次にマズルを覗いてみます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マズル

スライド先端の面取りの大きさがよくわかります。

スライドを後退させてマズルを見ます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マズル先端

マズル内にはダミーのライフリングがモールドされているようです。ただライフリングのモールドの深さが浅めでどんなライフリングかはよくわかりませんでした(分解時によく見てみます)。

アウターバレルは金属製でした(おそらくアルミ合金)。

スライドの刻印

次にスライド中央部、刻印を見て行きます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB スライド 左側面刻印

割と刻印がしっかりと掘ってあります。結構、実物に似ている気がします。

反対側です。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB スライド 右側面 刻印

こちら側はそれっぽい刻印で実物とは異なるような気がします。

チャンバー部です(写真下側がマズル方向)。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB チャンバーの刻印

ここは刻印の堀が浅いモノの実物に似ている気がします。

サイトピクチャーです。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB サイトビュー

サイトは樹脂製でグロック伝統のコの字型タイプでした。個人的には金属製3ドットが好みなので合いそうなアフターパーツを後で探してみます。

各操作部

次に操作部分を見て行きます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 操作系

上の写真の通り各操作系の全てが親指で届く範囲にあります。

スライドリリースレバーはアンビ化されています。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB スライド 右側面 刻印

マガジンキャッチ自体の大型化、凸量も増えて操作性が向上しています。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マグキャッチ

ちなみにマニュアルセーフティはトリガーの中央部を前に突き出すとセーフティオンになります。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マニュアルセーフティ

グリップ

次にグリップを見て行きます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB グリップ

グリップはグロックのGEN.3、GEN.4とかなり変更されていて滑り止めのシボ加工(凸凹)のパターン変更、フィンガーチャンネル(指を置く形状)の廃止されています。

東京マルイさんのグロック17 GEN.4のようなバックストラップは付属していませんでした。ただ気になったので東京マルイさんのバックストラップが装着できるか試して見ましたが固定するピンの位置が少し異なっていて取り付けができませんでした。

本物はGEN.4とGEN.5で互換性があるのでしょうか?

刻印は意外にもしっかりと入っていました。

グリップを反対側から見ます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB グリップ右側

流石にマニュファクチャー刻印は無地でした。ここの刻印で変に独自性を出されるよりは無地のが個人的に好みです。

グリップ前方

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB グリップ前方

グリップ後方

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB グリップ後方

マガジン挿入口

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マガジン挿入口

口元が裾広がりになっていてマガジンが入れやすくなっています。

グリップを握ってみます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB グリップを握る

標準的な日本人体型(175cm、70kg)の私の手で握って見るとGEN.3よりかなり扱いやすいです。ダブルカラムにしてはかなり握りやすい方だと思います(流石にCZ-75のような感覚ではないです)。

次にトリガーの引き代です。

発射寸前

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 発射寸前のトリガー位置

発射直後(ほぼトリガーの引き終わり)

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 発射直後のトリガー位置

撃発位置はほぼトリガーが引き切れる位置と同じでグロックならではの大きめな感じです。

トリガーの重さは重くはありませんがCO2だからか東京マルイさんのグロックよりは重めです。

トリガーフィーリングは私の個体差なのかあまり良く有りませんでした。原因はトリガーセーフティ(トリガーの真ん中の出っ張り)が微妙にフレームに接触しているようで引っ掛かりを感じます(トリガーセーフティのスプリングが強い?)。

分解した時にトリガーセフティかフレームを少し削って対応したいと思います。

最後に本体の重量です(マガジン無し)。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マガジン無し本体重量

376gで軽い部類だと思います。最もグロックのような機種はグリップに錘を入れられないのでメタルスライドじゃない限り軽くなると思います。

次に本製品の大きな魅力のMOSを見て行きます。

MOS

MOSについてですが私はあまりわからないのですがModular Optics System(モジュラーオプティクスシステム)の略だそうです。

仕組みとしては有名どこのドットサイトがスライドに乗せられる仕組みのようです(グロックの独自規格?)。

このシステムはスライドのリヤサイト近くに設けられています。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB MOSカバー

ネジを外してカバーを開けて見ます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB MOSカバーをを取り外した状態

当たり前ですがメネジ部は銅合金(真鍮)がインサートされています。直接、樹脂にネジを切るよりは強度がありますが所詮、銅合金なので鉄系より強度が弱いのでネジの締め過ぎには注意した方が良いと思います(簡単にネジが上がります)。

真ん中に存在するスプリングはノズルリターンスプリングのようです(最初はわからなかった)。自分は好奇心に負けてこの状態でスライドを引いたらスプリングが飛んで行ってしまい大捜索するハメになりました(なんとか見つかりました)。

くれぐれもこの状態でスライドを引くのはやめた方がいいです。

ここに付属のプレートを乗せます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB MOSプレート

私はUFCさんのTrijicon SROタイプ サイトのレプリカを持っているので②を乗せて見ました。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB MOSプレート②

ここで注意なのが固定するネジは付属の短いネジを使用することです。

サイトを載せてみました。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB レプリカ TRIJICON搭載

残念ながら固定ダボ(突起)の形状が合わず微妙に乗せられませんでした。原因はグロックのプレートではなくレプリカサイトの方だと思います(ネジ、ダボの位置は合っていたがダボの径が合わなかった)。

完全に取り付けは出来ませんでしたがこのままサイトを覗いて見ます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB レプリカ トリジコンを覗く

いい感じです。

めげずにUFCさんのRMRタイプもトライしてみましたが載りませんでした。

おそらく本物、若しくは正確なレプリカのサイトなら載せられるのでしょうが私が所持しているものはダメでした(3年くらい前に購入)。

後で個人的に気に入っているベクターオプティクスのサイトを買うか持っているサイトを加工して付けてみます。

フィールドストリップ

次にスライドを分解して行きます。

グロックのいつもの手順で両側のラッチを下げながらスライドを外します。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB スライドロック解除

他のメーカーだとこのラッチのバネが固くて動かしにくいことが多いのですが本製品はそこまで固くなく楽に動かせました。

これでスライドが外れます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB フィールドストリップ

スライドのホップ調整部を見て行きます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB ホップ調整ダイアル

ホップ調整形式は古いタイプでした。最近では他のメーカーさんだとスライドを外さなくても調整できますが本製品はスライドを外して調整します。ただスライドの取り外しが大変ではないのでそこまで面倒には感じません。

また箱出し状態では何故かホップがMAXになっていました(おそらくホップ調整の検査で動かしたまま)。個人的に保管時はホップパッキンを痛めないように最弱にすることをお勧めします。

ちなみにホップパッキンは青いのでBNタイプだと思われます。個人的にはバトンさんだと長掛けホップのTK-WFが好みでした(調整がややピーキー)。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB ホップパッキン

後で弾道を確認してみてもしかしたら個人的に変更するかもしれません。

スライドの更に細かい部分は分解時に紹介します。

最後にスライドの重量を測定します。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB スライドアッシー重量

193gなのでどちらかと言うと軽い部類に入ると思います。

マガジン

次にマガジンです。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マガジン

マガジンは勿論、開放型で材質はおそらく鉄系だと思います。

本製品のマガジンは開放型と呼ばれる方式で比較的に安全なモノですが一部の他メーカーで密閉型と呼ばれる方式のマガジンがあり大変危険なモノなのでCO2 ガスブロを選ぶ際にチェックしたほうが良いと思います。

密閉型のマガジンの危険さについては次のリンクに記載したので興味があれば覗いて見て下さい(かなり危ない)。

表から見てみます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 弾のルート

ダブルカラムなだけあってかなり太いです。

給弾リップ、ガスルートパッキン。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マガジンリップとガスルート

リップは肉厚が大きく硬めの材質なので頑丈だと思います。

ガスルートパッキンはCO2モデルらしく狭めの面積です。

次に背面です。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マガジン背面

分解防止のバルブと本物では残弾確認用の穴形状がモールドされています。

次に炭酸ガスの圧力を受け止めるガスケットを見て行きます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB ガスパッキン

耐久性が向上したタイプのガスケットになっています。

以前ではバトンさんのガスケットは透明だったのでおそらくシリコン系ゴム製だったと思われますが本製品ではゴムの王様のフッ素系ゴム(シリコンゴムの上位互換みたいなモノ、ただしガソリンに弱い)に変更し更に肉厚をアップさせているように見えるのでそれなりに頑丈だと思います(フッ素ゴム採用は本モデルからかも知れません)。

次にマガジンのボトムプレートを外してみます。

写真の部品を押し下げます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マガジンフォロワーエンドを下げる

押し下げたままプレートをスライドさせます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マガジンボトムプレートをスライドさせる

これで炭酸ボンベ挿入口が出てきます。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 炭酸ボンベ固定スクリュー

最後にマガジンの重量を測定します。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 空のマガジン重量

277gなので少し重い部類だと思います。

実射性能確認

次に実射性能を確認して行きます。

条件はCO2ボンベを装着してマガジン表面温度25.4℃、室温24℃で23発装填(G&G バイオ弾0.2g)です。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 初速測定条件

本体の条件はホップ量を全体の$ \frac{1}{3} $くらい掛けて撃ってみました。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 初速 ホップ弱

更に数発ほど撃った初速です。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB 複数の初速 ホップ弱

おおよそ0.2g弾で75m/s前後で安定して1マガジンを撃ち切りました。

以前に紹介したバトンさんのBMー45の85m/sには及ばないもののガスブロとしてはなかなかの数字だと思います。

ホップの挙動としてはBM-45のパッキンTK-WFは凸量が少なくホップ調整最小だと弾ポロしましたが本モデルのBNパッキンだとホップ最小でも弾ポロしませんでした(ただしホップ量0だと初速は低い)。

本モデルはホップを最大レベルにして撃つと2重装填がたびたび発生するのでホップはかなり掛かっていると思います(0.2gだと初速のピークはホップ量$ \frac{1}{3} $くらい)。

弾速計の紹介記事

燃費

撃つ前のマガジン重量です。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マガジン重量 ボンベ満タン

1マガジン23発を撃った後のマガジン重量です。

BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB マガジン重量 1マグ撃ち切り

2.5gの消費で23発なので1発当たり0.11gでかなり燃費が良いと思われます(BM-45とほぼ同じ)。

調査によるとCO2ボンベの内容量は12±1gなので理論的には120発(マガジン6本分)ほど撃てるはずですが発射に必要なガス圧を保つとなると実際には4〜5マガジン(100発前後)くらいだと思います。

実際に撃って試して見ましたが23発✖️4マガジンほど撃ってホールドオープンしたのでかなり優秀だと思います(最後の方は初速がそれなりに落ちて65m/sくらい)。

最後に作動の動画です。

バトン グロック17 CO2 GBB 箱出し 作動

スライド重量が軽めなので重さはありませんがブローバックスピードはかなり速いと思います。

もしかしたらドットサイトを乗せたらスライド重量が変わって重みが増す気がします。

・G&G バイオ弾 0.2g
安くて精度が良いので性能確認からサバゲーまで広く使っています。日本に入ってきた頃から使ってるお気に入りです(2008年くらい)。バイオの割に日持ちします

・G&G バイオ弾 0.25g
0.25gです。基本は0.25gでサバゲーしています。

実射比較の対象でよく出てくるバトンさんのBMー45の紹介記事です。良かったら覗いて見てください。

まとめ

総評としてかなりハイレベルな製品でバトンさんが今まで販売してきたCO2モデルのノウハウが詰まった製品だと思います。

しかも個人的に待望していたリアルなグロック17のCO2モデルだったので満足度が高いです。しかも最新のGEN.5にMOSで各社対応プレートがありがたいです。

外観はレビュー通りナイロンの割には良い感じだと思いました(金属パーツの塗装がBMー45より強い気がする)。

実射性能は安定した初速にブローバックのスピードはかなりのものでした。なのでサバゲーだけでなくJASG認定なのでスティールチャレンジのような競技シーンでも本物と同様に活躍しそう気がします。

また本モデルに限らず何故かバトンさんのCO2モデルはどれも燃費が異常に良い気がします(100発くらいは確実に撃てる)。

実射性能確認の後に炭酸ボンベ4本で300発ほど撃って遊んでいましたが怪しい箇所、破損箇所は見られなかったので耐久性もまずまずな気がします(実際には長く使わないとわかりません)。

次に気になる部分です。

レビュー内で述べたトリガーの引っ掛かり(トリーガーセーフティ)です。個体差かもしれませんが残念なポイントでした。ただ原因を見ると対応できそうなんで後で直しちゃいます。

2点目はMOSの耐久性です。実射の際のスライドスピードを見るとMOSとサイトを繋ぐボルトのサイズ(たぶんM4)で耐えられるのか個人的には疑問です。

重めのサイトでネジ頭がテーパー形状のM4だと剪断で逝きそうなきが個人的にします。おそらく1〜2マガジン程度は持つと思いますが低サイクル疲労破壊でそんなに長く持たないかもしれないと個人的に思います(軽めのサイトだったら大丈夫な気がする)。

経過を見て見ないとわかりません。

もう一点は少し抑えめな初速です。勿論、ハンドガンで安定して0.2gで75m/s出ているので十分な性能ですがバトンさんの今までのモデルだとおおよそ80〜85m/sくらい出ていたのでどうしたのかな?と思いました。

ボンベの高温時の圧力を考えるてマージンを取ると0.2gで75m/sくらいなのも理解できますが個人的な感覚では80 m/sくらいあっても良いかなと言う気がします(調整するかもしれません)。

以上、長くなりましたがBGー17の箱出しレビューでした。

次回は スライドの分解をしていきたいと思います。

・バトン BG-17 CO2 GBB(グロック17 GEN.5 MOS)
通販だとハンマーの対策前後が分からなさそうです。アマゾンだと直接、バトンさんへ飛ぶので問い合わせて確認しても良いかもしれません。

・バトン BGー17 スペアマガジン
耐久性が期待できそうなマガジンでした。

・バトン(PUFF DINO) CO2 12gカートリッジ
純正のボンベです。メーカーはPuff Dinoですがバトンさんが正規代理店で純正扱いになります。3ヶ月の保証を受けるにはこのボンベでないとダメのようです。6本、50本を選べます。

・マルシン CO2 12gカートリッジ
値段、品質のバランスはマルシンさんが一番だと思います。5本か30本のセットが選べます。ただしバトンさんの3ヶ月保証は受けらなくなります。

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BATON BGー17(グロック17 GEN.5) CO2GBB レビュー

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 私の購入個体は6マガジン程度の射撃でブローバックハウジングの後端(ハンマーについているハンマーを押し下げるパーツと接触する部分)が物凄く変形してしまっています。

    • みわ様

      コメントありがとうございます。

      内部ハンマーの先端ついている謎の黒いパーツのことでしょうか?あれは役割はわからないし危ないなあと思っていました。

      近いうちに分解記事を載せるのでその際に詳しく見ていきます。

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