前回はATI MINI社のスケールモデル バレット M82A1を紹介させていただきました。
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バレットの時と同様にビクトリーショーで見掛けてデキが良さそうなので購入してみました。
ショットショーで見掛けた時に本製品のM4、前回紹介させていただいたバレットに加えAK-47が販売されていました。
全部、購入しようと思ったのですがAK-47に関しては個人的に造形がイマイチすぎたので見送りました。
購入してから詳細を調べてみるとアメリカではATI MINIシリーズは割とメジャーな商品のようです。執筆時点では種類は紹介した3種類飲みですが今後増えていくような気がします。
では製品のレビューをしていきます。
外箱、内容物
まずは外箱です。
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バレットと同じように内容物を活かした凝ったデザインになっています。
裏側です。
![](https://kazubara.net/wp-content/uploads/2022/01/521B615F-CAAA-467B-82A9-F2CCCFE2A4CA-600x314.jpeg)
裏面には内包されている全ての部品と商品の特徴が分かりやすく記載されていて個人的に好みです。
最近時では化粧箱のデザインに凝りすぎていて製品の特徴、スペックが分かりにくいものもあるので、このような説明がわかりやすいのは大歓迎です。
箱を開けてみます。
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各部品が丁寧に箱に収まっています。
各部品の最終は後半で紹介します。
次に説明書です。
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しっかりと説明書が入っていて好感が持てます。
次に組み立てに必要なドライバーが同梱されています。
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ドライバーの質はどうあれ組み立てに必要な道具が同梱されているのはありがたいです。
次に各部品を見ていきます。
各部品の詳細
まずはレシーバーから見ていきます。
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ストックパイプ(バッファーチューブ)は別体のモノの構造もリアルです。特にハンドガード周り。
フロント スイベルもしっかり可動します。
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次にトリガー、セレクターです。
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各部がしっかりと可動します。
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フルオートセレクターがありますのでおそらくA1だと思います。
次にストックパイプ(バッファーチューブ)の結合部を見ていきます。
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溝にスライドさせて嵌め込むタイプになります。
レシーバーの反対側です。
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ちょっと残念なのがセレクターの裏側に+ネジがあります。まあ、これはしょうがないと思います。
ここで凄いのがチャージングハンドルが可動し、廃莢カバーが開きます。
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カバーはボルトに磁石でくっ付くので閉じればカバーが閉まります。
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次にストックパイプです。
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ストックポジションは4ポジションになります。
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次にストックです。ブッシュマスタータイプで実物は樹脂製ですが、本製品では金属製になります。
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ポジション変更用のレバーは本物と同じように可動します。
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バットプレート部も手抜きされておらずしっかりと造形されています。
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次にマガジンです。
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この製品で面白いのがマガジンのフォロワーがしっかりと動きます。
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このマガジンに装填するためにダミーカートが3個ほど付属しています。
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流石にプライマーの造形はありませんでした。
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これをマガジンに装填します。
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このギミックがかなり楽しいです。
装填したマガジンを背面から見ていきます。
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ダブルカム気味に見えて面白いです。個人的にはもっとマガジンにカートを入れてみたいのでだみカートだけの販売も期待したいです(自分で作るかな?)。
次にリヤサイトです。一般的なLMTタイプになります。
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このサイトが良く出来ていてなんとサイト調整ができます。
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模型でサイト調整ができる意味はないのですが、個人的には可動部が多いと楽しいです。
次にハンドガードです。一般歩兵部隊では一番普及しているだろうRISタイプのハンドガードです。
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鋳物なのでエッジの処理は甘いのですが良くできていると思います。
残念ながらヒートガードである遮熱板は付いていませんでした。
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次にサプレッサー、サイレンサーです。不勉強で申し訳ありませんが何タイプかわかりません。
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バレルとの取り付け部はネジが切られています。
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先端部はただの穴が空いているだけです。
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ちょっと期待したのですがサイレンサーの分解はで出来ませんでした。できればサプレッサーのバッファー構造見たいのが見れたら嬉しかったです。
最後に展示用の台です。
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台座も手抜きなく綺麗に金属で造形されていて好感が持てます。
これで部品は全てです。
完成
組み立てた完成品です。
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反対側です。
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かなり出来が良いと感じます。
ストックパイプを全開に伸ばしてみます。
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かなり長くなります。
模型なのであまり意味がないのですがサイトピクチャーです。
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次に付属のサイレンサーを付けてみます。
サイレンサーはナイツタイプみたいなハイダーに被せることはできなく、ハイダーを外して付け替えます。
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ハイダーを外すとネジが出てくるので、そのネジにサプレッサーを取り付ければ完成です。
サプレッサーをつけて付属の台に本体を乗せてみました。
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反対側です。サイズ感がわかるようにApple Pencilを置いてみました(ペンの長さはおよそ25cmくらいです)。
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スケールが1/3なので迫力のある大きさです。
上から見た写真です。
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完成品での面白いギミックでチャージングハンドルを引くとチャンバーからダミーカートがチラリと見えます。
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なかなか良い演出です。
最後に重さです。
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301gと小さめのガスブロマガジンくらいの重さがあって個人的には良い感じだと思います。
何気に以前に紹介した同社のバレットより重いのが面白いです。
まとめ
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まとめです。
バレット同様にスケールが1/3だけあって大きく、金属ダイカストモデルなので重さも有って迫力があるモデルです。
本物とほぼ同じようなアクションがギミックで再現されているのも嬉しいポイントです。特に面白いのが本物と似たような構造のマガジンにダミーカートを入れられるのでモデルガン的な楽しさがあります(発火やリアルな内部構造は無理です)。
個人的には仕事のデスク、作業場のスペースに置くディスプレイモデルとしてピッタリだと思います(人によっては大きすぎるかも知れません)。
欠点としては折角、レールが付いているのですがリヤサイト以外に付けられるものがないのが残念です。例えば一般的なPEQ、ライト、ドットサイトorホロサイト、スコープなどが付属しているとより満足度が高いと思います(コスト的に難しいかも)。
もう一点、重要なポイントで正規輸入されていない商品なので執筆時点では価格が高いです。これはしょうがないことなのですが並行輸入なので仕方がないです。
今後、どこかのショップさんが輸入する、需要が増してメーカーが本腰を入れてくれば安くなる可能性が高いので今後に注目です。
本製品に似たものとしてメジャーなものだとリトルマーモリーシリーズがあります。アーモリーシリーズはフィギアに合わせたサイズ、適正な価格、様々な展開で素晴らしいものですが単体のディスプレイモデルとしてみると本製品のが個人的に満足度が高いと思います。
ちょっと価格は高いのですが迫力あるモデルなのでお勧めです。
お付き合いありがとうございました。
いつもだったら紹介させていただいた製品のリンクを貼るのですが、探しても日本で購入できるサイトは見つかりませんでした。
一番、似た製品でもAmazonにページはあるものの長期在庫切れのようです。参考までにリンクを貼って置きます。
・Goats Guns AR-15 ミニチュアAR15 コヨーテブラウン 1/3スケール
似た製品はこれしか有りませんでした。
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