最近、東京マルイさんからエアリボルバープロ SAA.45 アーティラリー 5 1/2インチが再販されていました(執筆時点3月上旬)。
そこそこ頻繁に再販される、バリエーションが増えていることからかなりの人気があるようです。
SAA.45のモデル自体は実際の歴史的背景、映画などで登場が多いことから昔から人気がある機種なので製品の出来が良いのでしょう。
早速の余談ですが私の世代だとSAA.45が出るようなウエスタンブームは終わっていてどちらかというとメタルギアソリッドのリボルバーオセロットの印象が大きい世代です。
私も持っていたことを思い出して広げてみたところ非常に良い出来だったのでレビューして行きます。
Single Action Army.45について
本モデルはあまりにも有名なモデルなのであまり説明の必要性はないかもしれませんが興味のある方の情報整理と自分の好奇心を満たすために少し調べてみました。
SAA.45の正式名称はSingle Action Armyの45口径で愛称は有名なピースメーカーですね。モデル名が製品の特長をきっちりと表現しているのは如何にも欧米って感じがします(個人的に好ましい)。
モデルの特徴としては近代リボルバーの礎だけあっていろいろあるのですが個人的には強力な弾薬.45ロングコルト弾の採用と強力な弾薬に対応した強固なフレームだと思います(有名なウインチェスターM1873カービンと弾薬はほぼ同じで互換性があるらしい)。

登場前のリボルバーの多くはトップブレイク方式(フレームが折れるタイプ)で装填、排莢に便利ですが強度的にはSAA.45に劣るため代表的なリボルバー S&W モデル No.3では採用弾薬は.45 ロングコルト弾より短い.45 スコフィールドになっています。

登場時代的にはアメリカの1873~1874年でまさにゴールラッシュ、鉄道への大規模投資時代、インディアン戦争継続中で正にイメージ通りの西部劇です(南北戦争後で国の立て直し時代)。一方、日本は明治6年で近代化の真っただ中で奇しくも似たような状況なのが興味深いです。

そんな時代背景の中で米国陸軍がサービスリボルバー試験を行い採用されたのがコルト SAA.45で歴とした軍用モデルです。私は映画などのイメージで保安官やならず者が持っているイメージが強いので民間主導モデルだと思っていました。
初期の配布先としてはアメリカ陸軍の花形である騎兵隊がメインでした(7.5インチモデル、キャバルリー)。
有名どころだとカスター大佐の第7騎兵隊でしょうか。

その第7騎兵隊は連隊として現在も続いており相棒はお馬さんからアルミで多人数が乗れるM2ブラッドレーに変わっています(偵察大体で構成される精鋭部隊)。

当時は騎兵隊以外の歩兵、砲兵などにも多少は配ったようですがほとんど配備しなかったようです(ごく一部の部隊や将校の個人購入など)。
おそらく資金的な問題で歩兵や砲兵のメインはライフル、砲でありサブのピストルまでは厳しかったと思われます(騎兵はカービンやピストルが主力)。
1892年に騎兵隊は正式採用リボルバーをSAA.45(7.5インチモデル、キャバルリー)からコルト M1892 ダブルアクションリボルバー(30口径ロングコルト)に変更されSAA.45は一旦、お役目が終わりになります。

お役目が終わった余剰のSAA.45の一部はコルトに返還して5.5インチモデルに改修させて一部の部隊に配備させたようです(そのまま民間にもかなり流した模様で普及に繋がった)。
お役目が終わった6年後の1898年頃にアメリカは米西戦争(スペイン)、米比戦争(フィリピン)が始まります。
ここで有名な伝説的な出来事が起きます。
米比戦争でアメリカがフィリピン南部を植民地化する際にイスラム教徒である民族がかなり強固に抵抗します。
その民族はあの有名なモロ族で宗教的結束や儀式で扱われる薬物によって驚異的な身体能力を示し当時のサービスリボルバーであるコルト M1982 ダブルアクションリボルバー(38口径)ではなかなか倒れなかったようです(現代視点だと単に当たっていなかった説有り)。

そこで電撃復帰したのがSAA.45を5.5インチモデルに改修されたアーティラリーモデルです。
電撃復帰したSAA.45 アーティラリーはフィリピンの戦闘だけでなく同時期に戦っていた米西戦争でも大活躍し、いくつかの伝説的な戦いの象徴になったようです(サンファンヒルの突撃)。
この一連の出来事がアメリカ人にとってSAA.45と45口径が特別なモノになったようです。
その特別な45口径をオートマチックピストル用に改良して本格的に採用したモデルがM1911とまた新たな伝説の始まりに繋がります。

今回、調べるまでは騎兵用モデル 7.5インチ キャバルリーと砲兵用モデル 5.5インチ アーティラリーは同時並行的に存在していたモノだと思っていましたが時期が微妙にズレているのが意外でした。
アメリカ人的にはキャバルリー、アーティラリーは単に長さが違うモデルというよりは7.5インチのキャバルリーは騎兵隊や西部劇などの象徴、アーティラリーは戦争の頼れる相棒の印象があるようです。
いずれにせよアメリカ人の45口径信仰のはじまりがSAA.45になるようです。
※情報源は日本語wikipediaと英語版wikipediaを参考にしたのですがアメリカ人はよっぽどSAAに愛着があるらしくボリュームが日本版に対して3倍以上ありました。
開封
いつもどおり外箱から見て行きましょう。

高級感溢れる外箱のデザインになっています。よく考えてみると対象年齢10歳以上用のハンドガンで1万円越えなので実際に立派な高級品ですね。
開けてみましょう。

内装も黒い布のようなモノが敷かれていて高級感があります。ちなみに実物の開封様子を見たのですが内装の雰囲気は似ていると思いました。ただし実物は木箱です。
中身を取り出して確認していきます。

・本体
・ダミーカート
・メンテナンスロッド
・書類、冊子
いつもの東京マルイさんらしく抜かりない同梱物になっています。
ダミーカートの箱を開けて行きます。

・ダミーカート×6
・弾(0.12g?)
・ホップ調整ツール
弾はマーブル色であまり見たことがない種類ですが0.12gのプラ弾だと思われます。
冊子を見て行きましょう。

・取扱説明書
・取扱注意書き
・的、ペーパーターゲット
・ASGKの取扱い注意書き
取扱い説明書の裏側にはSAA.45の簡単な解説があってなかなか面白いので持っている方は読んでみると楽しいと思います。
外観
ここからは外観を見ていきます。

反対側

基本的に外装は樹脂製ですがかなり再現度は高くかなり良い感じの外観だと思います(外から見える金属部品はトリガー、ネジくらい)。
表面は黒色の塗装仕上げです。近年の東京マルイさんの塗装技術がかなり良くなっていて綺麗な塗装ですが実物は鋼に黒染めなどの防錆処理による仕上げなので質感は実物と異なります(これはしょうがない)。
全体の剛性感は非常に高くプラ製にありがちなギシギシする感じはありません。
上面

シリンダ上部の太いフレームがSAA.45の強固なフレームの大きな特徴です。
また当時としては大口径の45口径なのでシリンダの膨らみはそこそこ大きく迫力があります。最近のリボルバーは50口径は別格だとしてもメインは357マグナム(≒9mm)、38スペシャル(≒9mm)で稀に大きくても44口径なので迫力があるシリンダです。
シリンダの膨らみ以外はかなりスリムなサイズになっています。
下面

特徴的な大型のエジェクターロッドが目立ちます。イジェクターロッドの役割は後述します。
正面

流石の45口径でマズルの径とシリンダの穴が大きくて迫力があります。またイジェクターロットがバレルに対して斜めについているのがよくわかります。
後ろ側

グリップはリボルバーらしくかなりスリムです。シリンダ右側には特徴的なローディングゲートがあります。
全体の寸法です。

5.5インチモデルで銃身が約140mmで造形のバランスがいいサイズだと思います。

グリップ最大厚み40mm、最小厚み30mmでグリップは細目です。
ダミーカート無し状態での重量です。

重量は389gで重くはありませんが安っぽさを感じる軽さはありません。
ダミーカート
ここからはダミーカートを見ていきます。

形状、色味はかなり実物の再現度が高いと思います。樹脂製ですが塗装が非常に上手く安っぽさは感じません。
改めてダミーカートを見ると当時としてはかなり強力な弾丸だったので迫力のある大きさです。レバーアクションライフルで撃つような弾で現代のマグナムと同等以上の大きさな気がします。
ダミーカートの表と裏側を見ていきます。


かなり精巧に出来ています。
次に後継になる45口径ACP弾(ダミーカート)と並べてみます。

並べてみるとよくわかりますが同じ45口径でもSAA.45はロングコルト弾でかなり長いのが一目瞭然です。こんなに長さが違うのも関わらずほぼ同性能なのは黒色火薬から無煙火薬に進化したためです。
重量です。

流石に樹脂製なので1個7.5gと軽いです。
ダミーカートを6発装填した状態で本体の重量を測ります。

外観詳細
ここからは外観をセクション別に細かく見ていきます。
セクションは以下のように分けて行きます。

1,バレル部
マズル、フロントサイト部分です。

45口径だけあってかなりでかいマズル径になっています。マズルにはモールドでライフリング形状が刻まれていて細かいところも抜かりがないです。
フロントサイトはかなり大型で背も高くかなり見易いです(フロントだけ)。
次にバレルです。

バレル上面

アーティラリーモデルなのでバレル長は5.5インチ(5 1/2)で携帯性等の使い勝手を考えるとバランスが良いサイズだと思います。
バレルのサイドにCOLT SINGLE ACTION ARMY、上面にCOLT’S PT.F.A、MFG. Co.HATFORD CT. U.S.A.(コルトの会社情報)の刻印が入っています。
刻印のリアルさは何とも言えない部分があってSAA.45は長い期間、多種多様なモデルが作られ続けているので時期やモデルによってかなり異なるので何を正解とするのはかなり難しいところです。
私の調査では1873年頃の初期の軍用モデルは管理番号以外の刻印はなさそうです(民間モデルは多種多様な刻印)。
イジェクターロッドです。

本モデルの大きな特徴の一つのイジェクターロッドです。撃ち終わった空薬莢を強制排出するためのロッドです。
実際に動かすとシリンダに棒が出てカートを押し出す仕組みになっています。

弾丸発射の際に薬莢が燃焼圧による膨張でシリンダに張り付いて取り出せない状態から強制的に薬莢を取り出すための装置で現在のリボルバーにも同じ目的の機構は付いていますがSAA.45ではシリンダがスイングアウトしないモデルならではの機構で大きな特徴です。
個人的にイジェクターロッドはバレルの真下ではなく斜め下に付いているのがかっこいいと思います。

2,シリンダ、フレーム部
リアサイトから見て行きましょう。

リアサイトはフレーム上部の溝を利用してサイティングします。シンプル過ぎる手法が時代を感じます。
使用感ははっきり言って狙いずらいですがフロントサイトの高さがあるおかげか思ったほど酷くはないです。
サイトビュー

左右はともかく高さをどこで決めるかよくわかりません。当時の人はちゃんと狙えたかどうかかなり疑問です。
シリンダです。

シリンダは45口径だけあってかなり迫力がある大きさです。
実物は下の写真のピンを弄るとシリンダが取り外せるようになっていますが本製品にこの機能はありません(タナカのSAA.45はできる)。

シリンダーのローディングゲートです。


ローディングゲートもSAA.45の大きな特徴の一つでシリンダーがスイングアウトしないので弾丸を装填するためのゲートになっています。
ローディングゲートは親指で開け閉めができパカパカ開け閉めを繰り返すだけでも何となく楽しい気分になります。
フレームの刻印です。


左側にはPAT.SEPT.19.1871 JULY 2.72 JAN.19.75(特許申請関係の刻印)、TOKYOMARUI JAPAN ASGKと刻印が入っています。
ハンマーです。


ハンマーは樹脂製です。相当に固い樹脂で私の経験ではあまり経験がない触り心地で詳細な材質はよくわかりませんでした(ナイロン系にしては硬すぎる)。
ハンマーがプライマーを叩く部分は折り畳み式になっていて凝った細工でリアルになっています。

3,トリガー、グリップ部
トリガーを見て行きましょう。

トリガーはかなりシンプルで必要最低限な形状です。近代のトリガーでよく見られる指の滑り止めの溝など一切ありません。
トリガーガードは狭くグローブをして使うにはかなり苦労しそうなサイズです(素手では全く問題ありません)。
グリップです。


個人的には非常に出来が良いと思うグリップでそこそこリアルな刻印、痛くはないけどしっかり機能するチェッカリング、太すぎず細すぎずのいい感じです。
実際に握った感じです。

グリップの形状はエアガンの機構の関係上、根元部分が少し太いようですがあまりよくわかりません(本物を持ったことがない)。
古いリボルバーなので両手で握ることは一切、考えられていない潔いグリップです。
操作系、機能
ここからは実際に可動部を動かしながら各機能、使い方を見て行きましょう。
まずハンマーのポジションを確認していきます。




ハンマーダウン、ハーフコック(シリンダフリー)、謎のコック(シリンダロック)、フルコックの4ポジションが存在します。
残念ながら実物のハンマーポジションとは異なるメカになっています。この辺は実物と違ってグリップ部分、フレーム部分にエアガンの発射機構を組み込まなければならず仕方が気がします。
実物ではハンマーダウン、セーフティコック(シリンダロック、トリガーロック)、ハーフコック(シリンダフリー)、フルコック(発射準備完了)の4ポジションです。
実物においてはセーフティコックはハンマーが弾丸に触れていない、トリガーがロックされている状態で弾丸が安全に携行するためのハンマーポジションのようです(アメリカ陸軍兵器局の携行指示)。

当時は安全技術が未発達で弾薬を装填した状態のハンマーダウン状態(レストポジション)でも落としたりして強くハンマーが押されると弾薬が発射される可能性があったたようです。
第2次大戦後はより安全性を高めて携行するために一発弾薬を抜いて置くことが流行ったようです(とある作家が推奨したらしい)。
現代のリボルバーはトランスファーバーやハンマーブロックでトリガー操作時以外はハンマーと弾薬が物理的に切り離されている仕組みが搭載されているので安全性は段違いで高くなっています。
話題を元に戻してハンマーの状態別での本体の動きを見て行きましょう。
ハーフコック状態にするとシリンダーがフリーで動きます。あまり意味はありませんがシリンダの回転する動きがそこそこ良いので下の写真のように慣性でシリンダが回ります(気分がいい)。

シリンダーがフリーの状態でローディングゲートを開けてダミーカートを入れます(かなり気分がいい)。

6発入れた状態でシリンダを前方と横から見ていきます。


ダミーカートの出来が良いのでさらにかっこよくなります(弾は未装填)。
この状態からハンマーをフルコックにすれば発射準備完了です。
発射が完了したらローディングゲート開けてイジェクションロッドを引けばダミーカートが排出されます。

シリンダの穴とダミーカートの径が絶妙な寸法なのでイジェクションロッドを使わなくても本体を逆さにすればダミーカートは自重で落ちますが折角のイジェクションロッドなので積極的に使っていきましょう。
ここまでが一連のアクションになります。
東京マルイさんの独自機構としてはセーフティがありハンマーがフルコック状態でのみ作動させることができます。

各操作部、ハンマー、ローディングゲートの位置はグリップを握ったまま操作できる位置です。ただし私は身長175㎝あるので小柄な方や女性はちょっと遠いかもしれません。

古いモデルながらもエルゴノミクス的にいい感じです(左利きへの配慮は一切ありません)。おそらく騎兵隊が馬上で使いやすくするために相当に配慮した結果だと思います。
イジェクションロッドは左手の人差し指で操作します。

ハンマー位置に対するトリガー位置です。


ハンマーをフルコックするとトリガーが–mm出てきます。発射の際のトリガーの遊びはほぼありません。
ホップ調整部は下の写真の位置に付いていて付属のツールで調整できます。

付属のツールを失くしてしまってもホップダイヤルはそんなに硬くないのでマイナスドライバーか細い棒があれば回せます。
リボルバーで可変ホップアップはかなり珍しく、頑張って搭載させているのは可変ホップアップの元祖である東京マルイの意地を感じます。
ダミーカートのギミック
ダミーカートには命中率をらかめるためのかなり凝ったギミックが装備されています。
ダミーカートのお尻の部分を押すと弾頭が前進します。


これでエアガンのリボルバーにおけるエアロスを激減させています(躓きホップは解消しないと思う)。

その分、ダミーカートの値段は少し高くて実勢で2500円くらいですがその分の価値があるギミックだと思います(1セットくらい追加したい)。
実射性能確認
実射性能を確認していきます。
弾は0.12gバイオ弾と0.2gバイオ弾で初速を測定します。
まずホップ最小で0.12gバイオ弾で計測します。

10歳以上用で自主規制0.135Jに対して0.1Jジャストでした。

ホップをMAXまで掛けて確認します。

あまり弾速は落ちませんでした。
次に0,2gバイオ弾でホップ最小で確認します。

ホップをMAXにして0.2gバイオ弾で確認します

012g、0.2gでの発射エネルギーを見ると0.12gに対し0.2gはエネルギーが少し落ちるのでこの機種の最適な弾の重さとしては0.12gか0.15gになると思います。
命中精度に関しては定評のある東京マルイなので問題ないでしょう。
空撃ちの様子を動画に撮ってみました。
音は少し籠った感じでそこまでうるさくないです。
実射性能測定中に思い出したのですがカート式リボルバーであるあるのカートを取り出して弾を込めるよりカートを入れた状態でシリンダの先から弾を込めるほうが速いのを思い出しました。

この方法だとリロードは速いですがロマンが台無しになります。
弾速計のレビューもあるので興味があれば覗いて見てください。
・東京マルイ 0.15g バイオ BB弾
0.12gだと東京マルイ銃声バイオ弾が一番良い気がします。プラ弾も安くて精度が良いので良いのですが屋内、屋外の使い分けが面倒なのでバイオが良いと思います。
・イーグル模型 0.15g バイオ BB弾
初速測定から考えると飛距離が最も出るのは0.15gだと思います。
まとめ

実物モデルの完全再現とまではいかなくてもかなりの再現度で実射性能も良く素晴らしいコルト SAA.45でした。
再現度に関しては実物と同じハンマーポジション、シリンダの取り外しはオミットされていますが基本的なSAAの作動は再現されていて触っていて非常に楽しいでモデルです。
外観に関しても一部の形状はエアガン用にデフォルメされていますが全体的に良く再現されていると思います(質感は素材が違うので仕方がない)。
とくにダミーカートの出来はかなりレベルが高いと思います。
実射性能に関しては弾道は確認できていませんが初速はかなり安定しており、ホップもしっかり効いており定評ある東京マルイなのでかなり良いと思われます(初速なりの弾道で綺麗に飛ぶはず)。
また発射機構がエアコッキングなので弾以外に必要なものがないのも手軽でかなり良いと思います。
気になる点としては各部の動きが少し固めなことくらいでしょうか(東京マルイでも量産だと仕方がない)。
これで実勢価格1万円くらいで10歳以上用と思えば高く見えますが内容を考えると手が出しやすい価格だと思います。しかもエアコッキングのカート式のSAA.45は唯一の存在なのでかなりおススメです。
以上、東京マルイ SAA.45 アーティラリーのレビューでした。
次回は分解しながら機構、改善点を見ていきます。

・東京マルイ SAA.45 アーティラリー 5.5インチ
レビューしたモデルです。リンク先でシルバーも選べます。
・東京マルイ SAA.45 カート
付属以外に1セット追加しておくとリロードがより楽しくなると思います。
・東京マルイ SAA.45 キャバルリー 7.5インチ カスタム
7.5インチのキャバルリー(騎兵)モデルはカスタムエディションで少し価格が高めです。
・東京マルイ SAA.45 シビリアン 4.75インチ
4.75インチのシビリアン(民間)モデルは色が黒、銀が選べます。グリップは木目調になっています。
他にもエアコッキングガンレビューを書いているので良かったら覗いて見て下さい。
kazubara.netを応援しませんか?
このブログでは技術・歴史・ミリタリーなどエンジン設計者としての視点からさまざまな情報をお届けしています。
「面白かった」「役に立った」と感じていただけたなら、ぜひ応援をお願いします!
ご支援いただけることで次の記事作成に必要な時間やリソースが確保でき、さらに良いコンテンツをお届けすることができます。
支援していただいた方々には心から感謝しています。
どうぞよろしくお願いいたします!
コメント