最近(2025年2月)、久しぶりにwindowsマシンを導入してマウスを新調したのでレビューして行きます。
しばらくiPad PROだけを使っていたのでマウスを使うのが久しぶりでマウス選びはかなり難航しました。昔に比べて種類が豊富で量販店に見に行っても数が半端じゃなく”どうやって選ぶんだ”という感じでした。
また値段の範囲も非常に広く上は20,000円のような”これはマウスか?”と思うようなゲーミングマウスがあったり500円くらいの安いのモノまで様々でした。
そんな中から私が導入するのに決めた基準は以下のようにしました。
・ワイヤレス(USBポートを潰したくないのでレシーバーを使わないモノ)
・電池が長持ち
・低価格(4000円未満)
これを基に選んだのが今回、紹介するBUFFALO BSMBB540 NEOFITです。実勢価格が2000~3000円で信頼できるメーカー、BUFFALOにしました。
ここからはレビューを始めて行きましょう。
開封
購入した状態です。

キャッチフレーズは握り心地から一体感へだそうです。その他にセールストークが印刷されています。
開封して内容物を確認しましょう。

・本体
・説明書
・単3電池
単3電池が付属しているのはかなりありがたいです。特に通販で購入し手元に届いてから製品以外のモノが必要で直ぐに動かせないと腹が立ちます。
説明書は保証書を兼ねているので失くさないようにしましょう。
本体外観
まずは上面から見て行きましょう。

そこそこ複雑な形状をしています。そこそこ大きめで窮屈さを感じないサイズです。
左側面

親指を添えるために大きくえぐれています。
右側面

薬指、小指をホールドするためにえぐれています。
前側

全体的に右に傾いています(使用方向)。これは握ったときに腕全体が右側に向いて肩が窮屈にならないようになっているようです。
後ろ側

後ろ側も複雑な形状で垂れ下がっています。
裏側です。

いくつか操作ボタンが付いています。操作ボタンの詳細は後述します。
電池ボックスを開けて付属の電池を入れていきます。

単3電池一本で駆動します。メーカーによるとメーカー独自算出で約2.8年間も持つようです。メーカーの算出では一日のパソコン稼働時間8時間でその5%の24分間がマウスだけが動いている状態と考えているようです。
計算方法の妥当性はよくわからない、付属の試供電池であることから額面通りの2.8年間は無理としても2年くらいは持ってくれそうな気がします。
分解を試みましたが残念ながらリベット留めで破壊するしか無さそうなので諦めました。

握った感じです。


設計の狙い通りに握れます。男性の場合だと手の中にすっぽりと入る感じになります。実際に使っていてなかなか使いやすいです。欲を言えばもっと長くて手首を支えてくれるとよかったなと思いますがまずまずです。
詳細寸法です。


重量です。

電池を含めて97gなので軽い部類の製品ではありません。
全体的にコンパクトなサイズのモノではありませんが使いやすさを考えると丁度良い大きさだと思います(特に男性)。よくある凄く小さいマウスだと非常に使いづらいのでこのくらいのサイズがジャストな気がします。
機能
ここからは機能を見て行きましょう。

真ん中のボタンはカーソル移動速度調整ボタンになっています。
速度は3種類の速い(2400dpi)、標準(1600dpi)、遅い(1000dpi)で選べます(私は数字と実態感がわかりません)。それぞれボタンを押すと赤いLEDが3回点滅、2回点滅、一回点滅でわかるようになっています。
実際に使うのは標準、遅いの2種類だけですがかなり便利です。

サイドには進む、戻るボタンが付いていますが私はほとんど使いません。

裏側には電源、コネクトボタン、光学センサ、接続切り替えボタン4つの操作系統が設置されています。
接続切り替えボタンは3つの機器との接続が直ぐ切り替えられる機能でこれがかなり便利です。私の場合はipadも使うので瞬時に切り替えられるのはかなり便利で重宝しています。
電源ボタンに関しては基本的に入れっぱなしです(スリープモードが付いている)。検証しきれていませんが本体の電池持ちが非常に良い製品なので気にせず電源は入れっぱなしです。
コネクトボタンに関してもBluetooth接続性能が非常に高く電源オン、スリープからの復帰に即座に接続してくれるので基本的には使いません。ただし長いスリープ明けだとコネクトボタンを押す必要があります。
通信規格はBluetooth 5.0で非常に汎用性の高い規格なので執筆時点の2025年3月に存在する機器のほとんどのモノと接続できます(Bluetooth4.0、4.2と互換性あり)。
機能全体として過不足なく操作も直感的に理解できるデザインなので不満がありません。何気に優れているのは頻繁に使わない機能(機器切り替え、接続ボタン、電源など)が裏側に付いているので誤操作することがほとんどないのでイラ付かずに済んでいます。
使い勝手
使い勝手としては信頼性のあるBAFFUROなので何の問題もなくボタンの押し心地、カーソルの追従性など快適です。
ただ音に関しては静音しようという割にはボタンを押すとカチカチ音がします。そんなに気にならないのですがカタログに書いてあるような夜中、会議、カフェで気にならないことはなく夜中とかは気を使うような気がします。
ただカフェは問題ないレベル、会議でこのカチカチ音を気にする会議とは何?という感じはします。
実際の使い勝手としては問題ないのでここではどんな場所(どんな面)で正確にカーソルが移動できるかと接続性について検証していきます。
本製品は光学式マウスの中でもレーザーなどではなくブルーLEDを採用していますのでスペック上は光沢があるような場所でも使えるようなので実際に試してみます。

実際に試して問題なかった場所を紹介します。



最後に鏡で試したところ全く問題なく動いたので平らな場所があればどこでも使えるレベルです。
次にipad Proとの接続性を確かめたところ全く問題ありませんでした。

このipadは第4世代でBluetoothの規格は5.3でマウスの5.0ではありませんが全く問題ありません。
これらの性能のおかげでノートPCとipadを2台並べて便利に使えてます。しかもブルーLED式なのでマウスパッドなどもいらずで平の場所さえ確保できれば使えるのでかなり良いです。

ノートPCのBluetooth規格も5.3です。
同時に複数機器を使うことはなくても家にあるゲーム機、家族の別端末を使うときや他人にPC操作を教える時など使えるシーンはたくさんありそうです。
まとめ
実勢価格3000円以下、安いところだと2000円くらいで販売されているマウスとしては頭一つ飛び抜けたレベルのマウスだと思いました。
基本的な性能はブルーLED式でマウスの動きはリニアで無線の通信規格はBluetooth5.0なので全く問題なく快調です。
さらに必要な機能(スクロールなど)に加えカーソル速度調整、機器切り替えボタンは非常に便利です。握り心地もNEOFITという割にはピタッと吸い付くような感じではありませんが工夫がないマウスに比べると良いです。
これらに加え個人的に気に入ってる要素としてはスリープモード付で立ち上がりがそこそこ速い、未検証ではありますが電池が長持ち(個人予想で2年)です。
欠点は思いつく限りではあんまり思いつかず、あえて言うならば個性、面白み、意外性がないことくらいでしょうか。
すべての面で文句の付けようがないくらい良いマウスで試しに買っても後悔しない価格なのでおススメできる一品です。
以上、読んでいただきありがとうございました。
・ワイヤレス マウス BUFFALO BSMBB545WH
型番が違いますが静音性が優れている改良版でその他は全くの同一です。
・ワイヤレス マウス BUFFALO BSMBB545BK
カラーバリエーションの黒です。
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